
はじめに
虚心坦懐のGoing Underground、第100回(前編)。
パチンコ・パチスロでは、(トータル収支は別として)正攻法でも常勝は難しく、知識の乏しい大半の方が負けることで、ホールの経営は成り立っています。
そんな中、いつも出して勝っている人を「サクラ」では!?と疑ったことのある人も多いのではないでしょうか?
一般ユーザーからすると勝ち続けているプロもサクラに見えるかもしれませんが、プロとサクラは全く別物です。
いくら凄腕のパチプロでも、展開次第で負けることは当たり前にあります。しかし、サクラと呼ばれる人たちの勝率はプロとは比較にならないほど別格に良いのです。
今回は、そんなサクラは実在するのか?どのようにしていつも出せるのか?等々、サクラに関する気になる話を様々な角度から2回に分けて暴露していこうと思います。
「サクラ」とは!?
一般的にサクラとはイベント業界にて使われている隠語の1つで、盛り上がりを演出するために主催者側が雇った偽物客のことを指します。
そしてパチンコ屋でのサクラとは、ホール側または内通者から情報をもらって、その通りに打って勝っている人のことを呼びます。
指示通りに打っている人の中には、いわゆる「打ち子」もいますが、打ち子は雇い主が「打つ側の人間」なので、これも全くサクラとは別物となります。
虚心の知る限り、極々一部ではありますが、残念ながら「サクラ」は今でも存在します。が、現在では数も少なくなり、そのほとんどがパチスロで、となっております。
「サクラ」の種類
サクラは主に2つのタイプに分かれています。基本、サクラが出した出玉は、雇い主へ全て返却し、日当をもらうというのが主流です。
①「ホールの意向」で雇われるサクラ
…集客目的で出ているように見せるために雇うサクラ。例えば、こちらは高設定を入れても動かないようなシマで設定6を朝から夕方まで打たせ、サクラが辞めた後にお客に良い思いをさせ、サラリーマン等の客の集客の促すというもの。もしくは設定6をアピールしたいけれど、朝から打たれるのが怖い場合などに雇われます。
②「ホール関係者がポケットマネーを稼ぐため」に雇われるサクラ
…こちらは数年前にも背任罪で逮捕者が出た事例もありましたが、非常に多い「サクラ」。予め高設定の場所をサクラに教え、その台を打たせ、そのあがりをいただいて私服を肥やすというモノ。4号機時代や遠隔操作(→リンク)使用の場合には、月に数千万円も稼いでいた方もいたとか…。
前編まとめ
サクラが(ほぼ)常勝できるのは、打つ台が設定6、もしくは遠隔等、確実な理由がある台に座るからというのが正解です。
そして、①のタイプは集客が目的のため、終日稼働ではない場合が多い印象でした。また、4号機時代の設定6の機械割は今とは比較にならず(例:「神輿(テクノコーシン)」は設定6で261.6%もあった)、高設定は入れたいけど終日打ち切られるのが怖いという理由もあって、サクラを投入した小規模ホールも多かった印象です。
しかし、今ではそこまで設定6でもリスクを持たないため、こちらのタイプのサクラは絶滅危惧種となっていきました。そういった経緯から、現在のサクラはほぼ②のタイプだけでしょうね。
次回は、サクラの雇用や給料事情について、元サクラやっていた方の話を元にご紹介していこうかと思います。
※本稿に記載した内容は、ライター虚心坦懐の独自の見聞に基づくものです。
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