ガンダムとタイアップしたパチンコ・パチスロを振り返る当企画、第3回目は山佐の5号機、パチスロ「ガンダムⅡ」だ。
導入時期は2007年の12月。まだ5号機の出玉性能が比較的おとなしかった時代のマシンである。
さて、本機はファーストガンダムの映画版「機動戦士ガンダムⅡ〜哀・戦士編〜」がモチーフとなっており、その名場面・名セリフ・名曲を収録。
作中のほぼすべての要素が詰め込まれている、といっても過言ではないだろう。
また、筐体デザインはガンダムメカニカルデザインの巨匠、大河原邦男氏によるもの。
パワーゲージや可動式レバーなど、コクピットを想起させる専用筐体となっている。
スペックとしてはボーナス+RTタイプで、BIG終了後は78G間の完走型RT「Gエピソード」に突入。
Gエピソードは全6種類のステージがあり、消化中のエピソードの進み具合でボーナス期待度を示唆する仕様となっている。
繰り返しになるが本機のRTは「完走型」なので、RT中にボーナスが成立したとしてもすぐに揃えず、RT終了後に揃えたほうが得策なのだ。
ちなみにボーナス期待度が特に高いというわけではないのだが、RTステージのひとつである「ジャブロー」のみ選択率が低くなっている。
ジャブローでボーナス当選を果たすとエンディングムービーが発生するため、コチラもプレイヤーのひとつの目標だったと言えるだろう。
また、通常時に関しては作中はもちろん、本編外のサイドストーリーも連続演出に採用されており、こちらも見どころのひとつだ。
本機の主なボーナストリガーはチャンス目で、成立時はいずれかの連続演出に発展→ボーナスの成否を告知、といった寸法だ。
説明が遅れたがボーナスは青7BIG(300枚)、赤7BIG(180枚)、REG(82枚)の3種類。
赤7BIGとREGに顕著な設定差が設けられているため、立ち回る際はココに注目する必要があった。
また、小役等を取りこぼさずにキッチリ打てば設定1で99.2%、設定2からプラスとなる。
非常に甘いマシンだったと言えるだろう。
なお、本機の続編にあたるパチスロ「ガンダムⅢ」も2009年に登場。
そちらについては明日、回顧していくことにしよう。
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