絶対に当たらない、当たるわけない変動を見続けるのは苦でしかない。おそらく、パチンコを打っている時に一度や二度は思ったことがある人も多いと思う。

そんなのね、実ることのない恋をしているのと同じ。全く意味ない。そんなもんスキップしたいよね。……スキップできずに歩んできたんだよっ！　クソがっ！

えー、私、ここ2年間、1人の女性にめちゃくちゃ誘われて抱きしめられ好きになった（正確には好きになる努力をした）のですが、その人には彼氏がずっーと居て、ただ弄ばれていただけでした。当の本人が何をしたかったのか、全くわかりません。……この2年間をスキップしたい。

さて、今回は話題のスキップ機能について。動画見たけど、しゅごかった。

その動画が見れるのが京楽YouTubeチャンネルの「シモリュウ・バッテリィズの〈e シン・ウルトラマン〉P-スキップ体感バトル」という動画(上)。

見てもらえるとわかると思うのだが、ほんとにスキップしてる←語彙力

ボタンを押したりしてスキップするのかなーって思ったら、右打ちしてゲートを通すことでスキップできてしまう。しかもだ、溜まっている保留の数だけスキップできてしまうんよ！ すごない、これ？ なお、内部的なお話をすると特電作動口に入れて一瞬で小当りを当てることで特図1のハズレ変動をキャンセルできるということらしい。なので当りの時はスキップすると大当りを即告知するもののなんだかんだ演出を行いスキップしなかったのと同じだけの時間を使っているようだ。昔のスキップは当り変動も飛ばせたみたいだけどね。

スキップは古の時代にはあった機能。当時は俺も小学生ぐらい。あの頃は、あまりの強烈さにすーぐ無くなっちゃった機能……だったような。でも数十年経って復活する。なぜオッケーになったのかは知らないが、この機能が全台につくことになったら、すごいことになるぞ！　……投資がな！

この機能、ほんとに良い機能だと思う。しかし、懸念することもある。それはあまりにも速過ぎるということ。もちろん「勝つ」という点では、速いは正義なんだけど、一般の人、要は自分の小遣いとかで打っている人たちは、その小遣いが光の速さで消える可能性がある。「消えた。俺の円が一瞬で……だ」ってことになりかねない。

逆に言えば時間がない時はスキップするに限る。なんなら、当たりそうな時すらもスキップ！　海よりも速いスピードで消化できちゃうわけだ。時速500回転とかできるのかなー。

そして、もうひとつ懸念することが。それはみんなの想像している通り。そう、クッソ回らないこと。そうなると、この機能すら使わなくなりそう。勿体無いよねー。これが一番嫌だ。回らないけどスキップすると、虚しさだけが残る。

今回は京楽のシン・ウルトラマンだけど、そのうち他のメーカーからも出てくると思われ。個人的にはリゼロとかにも付いて欲しいと思う。元から右のスピードが速い機種でこの機能が付いちゃうと最強よ。もう速過ぎてこっちがついていけなくなっちゃう。

さらに言えば、甘デジにつけて欲しい機能だと思っている。甘デジってさ、親機に比べると当たりやすい分、出玉力を抑えているのが当たり前。最近はLTになってそんなこともないけど。

でもこれが甘デジに付くことが許されたら？　ぶっちゃけ、どの機種よりもすごいことになる。いっぱい初当り取れるもん。まあ、ただの夢物語なんだけどね。

あとあと、演出も気になる。例えば、確変の場合は特殊演出発生、3000発スタートの時は全回転とか。いろいろできそうだよね！　

ウルトラマンの反応が良ければ今後もこの機能は何かしらの機種に搭載されると思う。それを活かすも殺すもホール次第。「回らな過ぎてスキップすることがない＝流行らない」なんてことがないように願っているわ。