権利モノは規則改正で消滅するもどのDNAは健在!
※当該記事は2017年発売の「パチンコ攻略マガジン」誌上の企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。また白黒の写真が中心となりますが、ご了承ください。
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「パチンコ攻略マガジン」誌上にて2016年7月より連載が開始されていたのが「パチンコ進化論」。2016年までのパチンコの歴史、その細部にまで焦点を当て、紐解いていく企画となっていました。そして今回、その誌面記事をWEB上に完全再現! あらためてパチンコの歴史を確認していきます!!
第16回目となる今回のテーマは前回の「ハネモノ(旧第2種)」に続き、「権利モノ(旧第3種)」。種別撤廃により正式な権利モノはホールから消えてしまいましたが、そのゲーム性や出玉感を踏襲した機種は現在も登場し続けています。はたしてそんな権利モノは現在にいたるまでどのような進化を遂げ、変化してきたのか、その歴史をアレパチ(アレンジボール)も含めまとめて紐解いていきます。
主流のデジパチにはないゲーム性!!
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太陽電子のアレパチには掲載機以外に「モダンタイム」やアレパッチンの名を冠した「アレパッチンET」や「アレパッチン365」もあり。初のCRアレパチである「ビッキーチャンスI」が登場し、アレパチの隆盛は続くが、人気の要因である出玉性能が連チャン機規制により低下。確変デジパチに人気が移り、黄金期は終焉を迎えることに。
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1998年導入台後はしばらく権利モノの発売がなかったが、「ファイヤーボールJ(連発花火)」が2001年に登場。その後も毎年新台が導入され、ホールの一角を占め続けた。掲載機の他に、2004年にはaaaから「マジカルツアー」が登場している。
「ダイナマイトキューティー」は2回権利モノで「キューティーバニー」の後継機。「キングホー助」は上写真のCR版だけでなく、現金機の「キングホー助V」も発売された。
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「デルデルモンスター」はSammy初にして最後の権利モノ。「マジカルランプ」は1995年に導入された一般電役の名機「マジカルランプ」が権利モノで復活したマシン。様々なメーカーが権利モノを出し続けたが、2004年の規則改正で1種(デジパチ)2種(ハネモノ)3種(権利モノ)という種別区分が撤廃。「権利モノ」という明確なジャンルの区切りはなくなってしまった。
ちなみに、最後の権利モノは「ぱちんこ怒ッ火山」。筐体中央の怒ッ火山役モノが目を引く台で、連チャン率約50%のドッカンタイムという連チャンモードを搭載している台だった。
上記「スーパーバレリーナ」「タコラッシュ」「アレトロン」は役モノによるガチ抽選や出玉増加スピードが速いという特徴を、権利モノから継承。今後、ホールが盛り上がるために、権利モノの魅力を受け継いだ台の登場に期待!
今回はここまで! 次回もお楽しみに!!
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