※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
じっくり作り上げた機種を丁寧に発売!
創刊25周年記念としてお届けしているメーカーヒストリー企画。その第4弾となる今回は、株式会社大都技研の歴史を公開しよう。
大都技研と言えば、番長・吉宗シリーズなどのメガヒット機種を多数輩出しているのはみなさんご存知のとおりだが、その歴史は意外と新しく、パチスロ事業に参入したのは4号機時代からとなっている。
これまで同企画で掲載してきた、ユニバーサル・山佐・平和&オリンピアが、パチスロ黎明期である0号機時代から参入していた事を考えると、その差はかなり大きい。
だが、そんな挑戦者がどのような機種を開発し、現在のヒットメーカーとしての地位を確立するに至ったのか?
今回は4号機中期に登場した新システム搭載のマシンを中心に紹介!
他社にはないシステムを次々と開発! 業界のアイデアマン的存在に!
バンバン以降もヒット機種が多数!
バンバンのヒットで、大都技研はパチスロメーカーとしての地位を不動のモノにした。そして次に打った一手が「フュージョン」だった。
フュージョンはツインBIG機能を搭載したAタイプ。これだけならば普通の機種なのだが、そこには面白い仕掛けがあった。BIG成立時に揃えられるのは、平均獲得枚数400枚程度のノーマルBIG。一方、平均600枚を獲得できるスーパーBIGは、青7を揃える必要があるのだが、この青7は左リール単体出現ではチェリーの役割がある。つまり、BIG成立後にチェリーフラグを引かないと、青7が揃えられないのである。
迅速に、赤7を揃えて確実に400枚を狙うか、青7フラグの成立を待ってガッツリと獲得するか…これまでにないゲーム性は、ゲーム世代の若者を始めとするファンの心を鷲掴みにしたのだった。
勢いに乗った大都技研は、このような斬新なアイデアで、業界に新たな旋風を巻き起こしていく。そしてそんな中登場したのが「シェイク」である。BIGはほぼ確実に711枚。条件を満たせば1G連が発生…この破格のゲーム性は、業界に大きな影響を与えた。
このシステムを読んだだけで気がついた方もいると思うが、そう、これがあの大ヒットマシン「吉宗」の原型なのだ。
僕は山奥の温泉でDaitoを見た!
大都技研初のパチスロ「キャメロットⅡ」。青葉台のホールで良く打ちました。目押ししないとすべての役を取りこぼしたり、JACゲームを取りこぼしたり…と、作りは荒かったですけど、その分設定も甘めで勝っていた記憶があります。青春時代の1台ですね。
あと、全く関係ないですが、いつだか温泉でハミガキセットの自動販売機で歯ブラシを買ったら、オマケのちっちゃいハミガキ粉にDaitoの文字が! 「こんなモノも作っているんだ!」と驚きましたよ。
※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
今回はここまで! 次回(7月14日更新予定)は大都技研の誇る2大看板マシンが登場した4号機後期にスポット! お楽しみに!!
©DAITO GIKEN,INC.
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