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圧倒的大差で堂々の1位獲得! 21世紀最初のパチンコ大賞はあの初代マシン!!【PLAYBACK/キングオブパチンコ大賞2001】

当時の人気はケタ違い! あらゆる部門で1位を獲得し堂々の5冠達成! 

※当該記事は2001年発売の「パチンコ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。


パチンコ攻略マガジン 2002年1.27号掲載記事

今回から始まるPLAYBACKはパチマガ・スロマガの年末恒例企画「キングオブパチンコ大賞」「スロミー賞」の復刻版!

その年のNO.1機種を読者投票により決定する人気企画を、当時の原稿をそのままに、WEB上で完全再現。ランキング機種はもちろん、原稿内容や液晶写真など、いたるところで当時の雰囲気を感じることができるPLAYBACK記事となっているぞ。

今回は2001年に実施した第7回キングオブパチンコ大賞をお届け! 21世紀最初のパチンコ大賞は現在も続く人気シリーズ機の初代マシンが圧倒的大差で大賞を受賞! さらに2位以下に続く機種も人気シリーズ機ばかりという状況に。その模様は以下でチェック!!


2位以下を引き離し圧倒的大差の勝利!!

文句なし! 史上最強のタイアップ機種!!

ついに決定した21世紀最初のキングオブパチンコ大賞。その栄冠は大方の予想通り「CR天才バカボンV」の頭上に輝きました!! 今年の初めに登場した機種にも関わらず、導入台数は伸び続け、最終的に約20万台にまで到達。これは「海物語」以降、大ヒット作と呼べる機種が登場しなかったパチンコ業界にとって、明るいニュースと言えるでしょう。

また、今年は全体的に見ると、リメイク機種の登場やハネモノ・権利モノの復活など、パチンコ界全体に懐古的な流れが存在する年でもありました。

来年は内規改正の噂も流れていて、新しい流れがやってくると思われます。そんな流れの中でもこのランキング内の機種には、ぜひ来年もホールで活躍して欲しいものです。

■「2001年もっとも面白かった機種」部門

こここでも上位3機種は変わらず!!

面白かった機種にランクインした機種は、いずれもパチンコ大賞のランキングで見た機種ばかり。「面白かった=今年のパチンコ大賞」と考えれば、それも当然の結果なのかもしれません。

上位の3機種は順位に変動がないまま、他の機種を大きく引き離す4桁のポイントを獲得しています。そんな中、順位を上げたのが「CR花満」と「CR踊れ!安来キッズ」。特に「CR花満」は、投票を募集した時期にホールに導入され始めたにも関わらず、かなり頑張ったと言えるのではないでしょうか。

この他には、4位をキープした「海物語」の頑張りも評価できますが、リメイク機種である「ギンギラパニック」よりも上位なのは、ちょっと皮肉な結果かもしれません。全体的に納得のランキングと言えるでしょう。

■「2001年もっともつまらなかった機種」部門

前評判の高かった機種がランクイン

あまり名誉とは言えない「つまらなかった機種」部門の1位は「ギンギラパニック」。人気機種「海物語」のリメイクと言うことで、かなり前評判は高かったのですが…。

その他のランク内の機種を見ても、ほとんどがそんなばかり。いずれの機種にも共通して言えることは、登場の時期が早すぎたことと、あまりに高い前評判が裏目に出たことではないでしょうか。

ただし、ここにランクインした機種も別の見方をすれば、多くの人に打ってもらった証拠でもあります。むしろ、ガッカリしなければいけないのは、ハガキに名前すら書かれなかった機種たちの方かもしれません。

■「2001年画面が印象に残った機種」部門

画面の印象も人気機種の重要な要因

ランキング内の機種を見てもわかる通り、若干の順位の変動はあるものの、このランキングもパチンコ大賞上位機種が独占。このことから、画面が印象的なことも、人気機種の大事な要素であると言えます。

このランキングでもっとも目を引くのが、上位3機種の牙城を崩した「踊れ!安来キッズ」。ポイント的には僅差ですが、「ワイドパワフル」を抜いて3位に入賞しました。これは何と言っても、液晶以上にその両横にある巨大な7セグの存在が大きいのではないでしょうか。

その他にも、モーションキャプチャーを使った「和風彩祭」や3Dポリゴンを使用した「ギンギラパニック」など、ゲーム的な要素を取り入れた機種が入賞しているのも、今年の特徴といえます。

■「2001年音が印象に残った機種」部門

バカボンと仕事人の2機種が大接戦

他の部門と比較すると、かなり特徴的なランキングとなった「音が印象に残った機種」部門。最終的に「必殺仕事人」と「天才バカボン」の一騎打ちとなり、見事「必殺仕事人」が「天才バカボン」に一矢報いる結果となりました。確かに震えるハンドルとともに、ホールに流れるトランペット音は印象的でした。

この他にも「熱闘パワプロクン」や「ブンドリキング」など、他のランキングには登場していない機種が、突然上位に登場しているのもこの部門の特徴と言えるかもしれません。全体的に見ると、BGMというより、予告音やリーチ中の音など効果音が印象的な機種が多くランクインしています。常に耳にする音よりも、アツくなった瞬間に聞こえる音の方が印象が強いのかもしれませんね。

■「2001年もっとも稼げた機種」部門・「2001年もっとも稼げなかった機種」部門

設置の多い機種が上位にランクイン

「もっとも稼げた機種」部門、そして「もっとも稼げなかった機種」部門でも、1位を獲得したのはやはり「天才バカボン」でした。

全体的に見ると、両部門ともほぼ同じスペックの機種ばかりが並んだランキングとなっています。この2つの部門は「勝ちやすい」「勝ちにくい」というよりも、設置台数の多い機種に票が集まったようです。打つ機会が増えれば、勝つ機会も負ける機会も多くなるので、これは当然の結果といえるでしょう。つまりここにランクインした機種は、ホールでよく打たれた機種でもあるのです。

■「2001年もっとも頑張ったと思うメーカー」部門

バカボンを生んだ大一が1位を獲得

「もっとも頑張ったと思うメーカー」部門は、バカボンを生んだ大一が順当に1位を獲得するという結果になりました。「安来キッズ」の巨大セグといい、「バトルヒーロー伝説」のメカ回転といい、今年の大一は何かと話題を集める存在でしたし、納得のいく結果といえるのではないでしょうか。

ちなみに、大一に限らずパチンコ大賞上位入賞機種を作ったメーカーは、この部門でもすべて入賞を果たしています。

また、このランキングで特徴的なのは、ニューギンとDAIDOの存在です。この2メーカーはパチンコ大賞ランクイン機種を擁していないものの、ハネモノや権利モノを他社に先がけて復活させた点が評価されたのだと思われます。来年のランキングでは台風の目となりそうですね。

本物の人気機種!! CR天才バカボン

今年のランキングを改めて振り返ると、ほとんどの部門で第1位に輝いた「天才バカボン」の健闘ぶりが強烈に印象に残ります。バカボンが唯一ランキングに入れなかった部門が「つまらなかった機種」部門ですから、この機種の人気はまさに本物だといえますよね。

また、今年残念だったのは、新生ハネモノや新生権利モノの評価が今ひとつだった点ではないでしょうか。せっかくデジパチとは違う面白さを持っているのに票が伸びなかったのは、導入ホールが少なかったということが一番の原因なのかも知れませんね。来年はぜひハネモノや権利モノにも頑張って欲しいものです。

さて、来年はどんな機種が登場し、どんな機種が大賞を勝ち取るのでしょうか? 今年の人気機種と来年の新機種、両者のホールでの健闘を祈りつつ、2002年を迎えましょう!


今回はここまで! 次回PLAYBACK(10月9日更新予定)では第7回スロミー賞をお届け! お楽しみに!!


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