
絵柄マニア・オノルがアツく語る
パチスロ攻略マガジン内・オノル氏による連載コラム「アイムエガラー」2009年掲載号より順次転載
先日、編集部で「エイリヤンビギンズ」のカタログを拝見させてもらったところ、リーチ目の欄に「枠上エイリヤン揃い」を発見。
そのとき、絵柄に関するちょっとイイ話を思い出したので、今回はそんなお話を。
5号機でもリメイクされたので、名前を聞いたことがある方も多いと思うのですが、4号機の初期、現エレコから「ゲッターマウス」という機種が登場しました。
液晶などは搭載されておらず、出目からボーナスを察知する、いわゆる大量リーチ目タイプでしたが、その出目には様々なアイディアが練りこまれていました。
中でも有名なのは右リールに配置された3匹のネズミ絵柄。
3匹とも見た目は同じなのですが、リール配列上、オレンジが上についている長男のイチローと三男のサブローは非常に頼りになる絵柄となっていて、右リールの上段or下段に停止し、小役が揃わなければボーナスのハイチャンス。
ところが、下にオレンジが配置されている次男のジローは、一見するとリーチ目になりそうなボーナス一直線などでも期待度が低い弱虫くん。
こんなストーリー染みた内容と、出目が絶妙に絡み合うことで、他の機種にはない楽しさを作り出したマシンでした。

さて、そんなゲッターマウスですが、企画段階で「枠上ネズミ揃い」と「枠下ネズミ揃い」をリーチ目にするというアイディアがあったそうです。
なぜそんな話になったと思いますか?
実は「ネズミは屋根裏や軒下を走るから」だそうで、これを聞いたとき僕はその想像力に鳥肌が立ちましたよ。
3匹のネズミの発想だけでも素晴らしいのに、ここまで考えているとは!
残念ながら、このアイディアは不採用となったのですが、その強い想いはエレコの集大成とも言えるマシン「サクセション」にしっかりと継承され、そこで花開いたのでした。
花火やバーサスなど予告音やリールフラッシュが流行っていたこの時代、あえて出目だけで勝負した点からもサクセションは出目に対する並々ならぬ想いを感じ取れます。
さて、そんな話をしたところで冒頭のエイリヤンに戻ります。
枠上のエイリヤンが降ってくる。これは宇宙から降りてくるエイリヤンと出会えるから、ボーナス…こんな思いを込めて作られているのかな、と思いまして。
考えすぎ?
いやいや、絶対それくらい考えているハズ…ですよね!?
それではまた次回!
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