※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
ここでしか見られない未公開パネルや絵柄を総特集!!
スロマガ創刊25周年を記念し、お届けしてきた当企画。シリーズの最終回となる今回は、パチスロ業界の雄、サミー株式会社(以下サミー)の足跡を振り返っていこう。
今年で設立40周年という大きな節目を迎え、トップメーカーとしての地位を盤石なものとしているサミーだが、もちろん今日の人気獲得に至るまでには様々な困難が存在した。その紆余曲折を、過去の名機を振り返りながら紹介していこう。
また、今回はこの企画のために、未公開資料も大量入手。ここでしか見られないお宝画像や、今だからこそ言える開発の裏話なども掲載しているのでこちらも必見だ!
Sammy編ラストとなる今回は、いよいよ前述の未公開画像を紹介! あの人気機種誕生までの流れが丸わかりだ!!
開発段階のものには横書きの機種名や、石を切り出して作られたような原始時代を思わせる書体が存在。もしや初期設定には、マンモスがキャラクターにいたのでは? と感じさせるような作りだ。また、ライオンとゾウを配置する正式版の形になった後も、機種名や背景の色を何度も調整していたことがわかる。
ボツ案のパネルに描かれたロゴを見ておわかりのとおり、当初は「超獣王」という機種名で開発が進められていたようだ。これが最終的にはパチスロ獣王~王者の帰還~に変更された。また、本機は最強の上乗せ特化ゾーンが「ゾウサバ」だったためか、全体的にゾウを目立たせたデザインが多いのも特徴的だ。
その特異なゲーム性ゆえ、当時としては珍しい絵柄構成だった初代獣王。ベルやスイカはなく、小役絵柄は赤&青チェリーのみ。ブランクの木絵柄も注目を集めた。
ダチョウが7絵柄になり、ゾウ絵柄がゴリラの7絵柄に変更された猛獣王。最終的にこの形に決定するまでには、何度も試行錯誤を繰り返していたことがうかがえる。
小さな絵柄にも大きなこだわりが!
今回サミーから提供していただいたのは、獣王シリーズのボツパネル&絵柄の数々。パッと見ただけでもその数は実に膨大なものだとわかるが、1台のマシンが完成するまでに、その裏ではこのような試行錯誤が日々行われているのだ。
そういった経緯を踏まえた上で、現在ホールに設置されているマシンのデザインをよく見れば、新たな発見や驚きがあるかもしれないぞ。
さて、5号連続でお届けしたメーカーヒストリー企画もこれにて終了。ページ数の関係で惜しくも掲載を断念したマシンが多々あったこと。また、今回紹介することができなかったメーカー中にも、名機と呼ばれるマシンが多数存在していることは、お断りさせていただきたい。
日本でストップボタン付きのスロットマシンが誕生してから51年目となる2016年。この先はいったいどんな名機が誕生し、パチスロ市場を盛り上げてくれるのか。そして、そのマシンにはどのような革新的アイデアやギミックが詰め込まれているのか? その答えはスロマガ本誌…ではなく、まずはみなさん自身がホールで確かめてほしい。
※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
全5メーカーを紹介してきたメーカー史企画は今回で終了! 次回(8月18日更新予定)から始まるPLAYBACK企画もお楽しみに!!
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