【パチスロ名機】アクセルATってご存じですか?【喧嘩祭】

5号機 名機

※過去の「栄光なき名機たち」記事

チワッス、あしのです!

パチスロ界に燦然と輝く名機たちの傍らでひっそりと咲く佳作を紹介するこちらの企画、今回は2014年にKPEがカマした謎機種「喧嘩祭」について。

2014年といえば5号機の純増3.0枚AT機を狙い撃ちした型式試験の見直しが行われ、これにより「5.5号機」が誕生することになるターニングポイントになった年でした。

そもそも5号機で純増3.0枚を実現してたのは内部的に「増えないボーナス(ゼロボ)」を用意しといて試験中はそれが発動するようにした、みたいなちょっとずっこい方法によるところが大きいわけで、それを更に進化させたのがいわゆる「減るボーナス」を使った「アクセルAT」というものでした。

両方ともAT中の純増が3.0というのは変わらないのですが、大きな違いは通常時のベース(50枚でどれだけ回るか)です。

5号機時代のAT機はやたらリプレイばっか揃うぜみたいなイメージがある方もおられると思うのですが、これを解決して回りづらくしたのがアクセルAT方式だ、と思っとけばそんなに外してないです。

ベースは高けりゃ良いというものじゃなく、低い方が良い場合もある。

特に高純増機の場合なんかは「爆発力」が魅力であり、それを担保するためには通常時にそれなりにメダルを減らす必要があるわけで、そう考えるとベースは低いほうが有利な部分もあるんですね。

5号機 名機
KPE/5号機/2014年

ボーナスで「増えない」か「減る」か。

これは口で言えば小さな違いなんですがかなり大きな発明(?)だったそうで、少なくとも多くのメーカーにとっては「ボーナス中はメダルは減ってはいけない」という思い込みがあった模様。

ところが減るやつで申請してみたら何かしらんけど上手くいっちゃったぞと。

これをやったのはKPEさんなのですが、まだ当時はパチスロ新参メーカーでして、だからこそのチャレンジだったんじゃないかなと思いますが、とにかく、当のKPEさんはこの「減るボーナス」式の低ベースAT機を「アクセルAT」という名前で呼んでました。

打ってる方からするとAT自体の純増が変わるわけじゃないんで何がアクセルなのかさっぱり分からんのですが、それはもうそういうもんだとスッと飲み込んでください。

んで新時代の寵児になるやもと注目された「アクセルAT」の第二弾がこれ、「喧嘩祭」だったわけですね。

今でも当時の文を漁るに「アクセルAT第二弾!」とわりかし機種のウリとして表に出してる雰囲気がありますが、なにげにこの「低ベースAT機」という存在自体は2014年の段階で即禁止(というか試験内容の見直し)になっちゃいます。

いわゆる5.5号機化ですね。

なのでアクセルATを売る(売れる)期間というのはものすごく短く、この辺のやつは俺の妄想ですけども「相当急いで作ったんじゃないかな」と思ってます。

角刈りねじり鉢巻きのお祭り野郎

なんでこの機種の説明をするのにそんな話から入るかと言うと、キャラクターが完全にドンちゃんと源さんの合成獣(キメラ)なんですよ。

俺は当時、この機種を見た時に「なんでこんなあからさまなキャラが採用されてるんだろう」とかなり疑問に思ったんですね。どうしたんだろうって。

新参とはいえKPEさんはすでに「マジハロ」シリーズで成功してましたし「戦コレ」も「スパイガール」ももうある時期ですよ。

5号機中期までを支えた超名機シリーズ「悪魔城ドラキュラ」もあるし、2014年にはあの伝説のスケベ台「Dororonえん魔くんメ~ラめら」も出ますからね。今に続く「麻雀格闘倶楽部」も同じ年。

そんな中にあって新発明したニューシステム搭載機のパネルキャラが、ねじりはちまきに角刈りで名前は「ダイちゃん」。

流石に超急いでないとこのキャラは採用しないし、もしガチで世界観から作ってこのキャラを主人公にしてるとするなら、もっと徹底してドンちゃんか源さんかハッキリさせてパロディ台にすべきでした。

確かにこの機種の演出ってどっかで見たことあるやつばっかりなのでパロディの意識はちょっとあると思うんですが、だったらもっとフルスイングでも良かったと思います。

とはいえ、まあアクセルATを一機種でも多く作って超速で適合を受ける必要がある時期だったでしょうし、そういう時期だからこそこのキャラだったのかもしれんなぁと、後年コラム書きながらふと思いました。

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