現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

週刊少年マガジン誌上で連載され人気を博した「RAVE」。そのパチンコも当然のように初代マシンから高い人気となりました。それが2012年に登場した「CR RAVE エンドレスバトル」です。

本機は小当り・電サポ抜け確変・潜伏確変を搭載したMAXタイプ。約2000発の15R大当りと確変突入率77％で、一撃も秘めた仕様となっていました。ちなみに潜伏確変看破にはランプ判別が必須となっており、知っていればヤメ時に困らないだけでなく朝イチ確変台を確保することも可能でした。

本機においてもっとも「RAVE」らしさが詰め込まれた瞬間といえば確変「星の記憶バトルモード」中。

バトル突入前に仲間にあえるほどチャンスとなる演出で、仲間2人と出会えれば信頼度は爆上げに。ちなみに仲間の人数に関係なくハルが敵に遭遇すると図柄揃いとなり、ラウンド中バトルへ発展。そこで勝利すれば連チャン確定となりました。

バトルのパターンは3種類存在し、そのうち「エンドレスバトル」は突入してしまうと確変期待度が大幅にダウンする大ピンチ演出となっていました。

確変中が「仲間の絆」が重要なポイントだとしたら、通常時のリーチ中に重要となるのは各キャラの強さ。

メインアクションともいえる複数の「VSリーチ」では、仲間たちが原作でおなじみの宿敵たちとアツいバトルを展開。各リーチにはSP段階が存在し、ハル登場で突入となりました。またSP段階が存在しない「VSルシア～最終決戦」は発展した時点で激アツに！　本機最強リーチとなっていました。

そんな初代マシンを経て、2015年には「CR RAVE この世界こそが真実だ」が登場。本機はST搭載のミドルマシンとなったものの、右打ち中の大当りがすべて16Rと出玉感はしっかり踏襲。演出ではハルの武器「テン・コマンドメンツ」を活用しており、原作ファン納得の仕上がりとなっていました。そんな2代目機種を経て、現在は「スマパチ RAVE 覚聖ループ」が稼働中！　3種類の継続率が存在する「覚聖BATTLE」はシリーズ屈指のアツさを誇るので、原作を知らなくても楽しめること間違いなし。ぜひホールで体感してみてください。