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今なお不可解な謎とは…?【デビルメイクライ3編・菊丸】

面白かったのに、イマイチ人気に火がつかなかった機種を取り上げる「栄光なき名機」のコーナー。

設置は無くなってしまいましたけど、推していきたい機種がまだまだあります! 

ということで、取り上げるのは5号機初期に登場したロデオの「デビルメイクライ3」です。

→過去の「栄光なき名機」記事はコチラ!

ロデオ/2007年6月

細かいポイントが多い演出

自分は当時もノーマルタイプ好き。

そのため「演出はオマケ・出目が全て」という考えでした。

にも関わらず、この台は演出のパターンや分岐が多いため期待度が損なわれなかったのが魅力に感じられました。

よく見かける演出だとしても、通常パターン以外ならボーナスの期待度が急上昇!

「悪魔撃退」演出では、ダンテが手にした武器や登場する悪魔の組み合わせ。

ステップアップ演出と成立役の組み合わせ。

なんてことのない「振り向き」演出では、ダンテが振り向く方向など…。

新たな発見に喜んだり、実戦上100%の演出をハズしたり。

打ち込むほどに味があったのを覚えています。

僕自身かなり打ち込んだつもりですが、存在すると言われている「ベオウルフ構え」だけは未確認。

同色BB確定という噂でしたが、どうなんでしょうねぇ?

演出を活かす制御

演出が良いからといって、出目が忘れられたワケじゃありません! 

この台に搭載されたボーナスは全10種類。

リーチ目の出る制御はその内の3つのみ(青BB・赤青赤DB・青赤REG)。

それもあって、演出の魅力が維持できたのだと思います。

また、リーチ目が出るボーナスにおいても抜かりなし。

単独成立時はもちろんですが、小役と同時成立した場合は入賞ラインが変化。

見た目からボーナスを察知できる楽しさがあったんです! 

普通の小役ナビでも左チェリー付きからベルが入賞したり、左チェリー非停止から右リールのチェリーが枠内に停止する可能性があったり。

演出が弱くても出目で、出目が弱くても演出で。

それぞれが期待度をカバーし合っていたんです!

また、ボーナス優先制御を踏まえたフラグ察知に攻略感があって好きでした。

告知前に揃えて「ドヤッ!」的な(笑)

枚数変動型のDB

ボーナスの一部はDB(デビルボーナス)と呼ばれ、2種類のJACインによって獲得枚数が変動するタイプ。

上手くいけば400枚超、散々だと200枚後半。

かなりの差があったため必死にレバーを叩いていました。

獲得枚数が多いダンテJACはリプレイと同時成立する可能性が高いため、青ナビ出現に興奮していたのを覚えています。

JACインの種類は打ち方で判別もできましたが、僕は順押しで演出を見届けるスタイル。

バージル魔人化攻撃→回避の流れが最もシビれた!

消化中にREGが成立して戸惑ったことも、今では懐かしい思い出です。

謎の残る同色BB

同色BB(ビッグボーナス)は5号機最高の448枚獲得が可能なボーナス。

それもあって確率は低め。

そんな特徴を持ったBBは、消化中にミニゲームがありました。

獲得スコアに応じて最終ゲームでランクが表示されるのですが、このランクが何を意味しているのか不明のまま。

高ランク=高設定示唆がしっくりきますが…実戦上、低設定濃厚台でも高ランクが頻発していたんですよね。

そもそも、同色BBは低設定の方が当選しやすかったですし。

この謎が解明される日は来るのだろうか…。

小テクも効いた天井

本機は1200Gハマリで、天井に到達。

コイン持ちがよかったので、800Gほどハマった場合は2枚がけ消化で天井到達までゲーム数を稼いだ方が得策でした。

天井後はコインが微増となるのですが、ハマり続けてボーナス当選までにDB1回分くらい増えたこともありましたねぇ。

これだけ魅力に溢れていながらイマイチだった理由? 

う~ん、強いてあげればボーナス確率の重さでしょうか。

だって、設定6でも合成で約1/215。

設定1に至っては約1/300とかなり重め。 

魅力を手軽に感じられなかったのが原因なのかなぁ…。


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/ILLUSTRATIONS:Kazuma Kaneko/ATLUS
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