
皆さん、こんにちは!ジェイさん@発信する遊技機クリエーターです。
最近、各メーカーから「BT機(ボーナストリガー機)適合」の発表が続いています。
●オーイズミ:『LB1000ちゃんα』
●オリンピアエステート:『LBプレミアムうまい棒』
●ネット:『LB翔べ!ハーレムエース』
●山佐ネクスト:『LBニューパルサーBT』

いま話題の「ノーマルタイプの可能性を広げる新しいジャンル」の機種なので、「適合」と聞いて「じゃあすぐにホールに入るの?」と思う方もいるかもしれません。
ただ実は、「適合」してもすぐにホールで遊べるわけではなく、次のステップとして「検定」を通過しなければなりません。例えば、2024年には約200機種が「適合」しましたが、実際にホールに導入されたのは「そのうちの約80機種」です。つまりパチスロ台が適合しても、全ての機種がホールで稼働するわけではないのです。
そこで今回は、パチンコ・パチスロの開発において欠かせない「適合」と「検定」について、分かりやすく解説していきます。
「適合」と「検定」って何?
パチンコ・パチスロの新しい台がホールに導入されるまでには、いくつかの試験をクリアしないといけません。その中でよく聞くのが「適合」と「検定」という言葉ですが、この2つには大きな違いがあります。
簡単にいうと以下の通りです。
「適合」= 遊技機としてルール(規則)を守っているかのチェック
「検定」= 実際にホールに置いていいかのチェック
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
「適合」= ルールを守った台かどうかのチェック
遊技機が「適合」を受けるためには、新しく作った台が遊技機規則に従っているかをチェックする「型式試験」を受ける必要があります。この試験を行うのは「保安通信協会」や「GLI Japan」という試験機関です。ここで出玉性能などがチェックされます。
この試験に合格すると「適合」となりますが、この状態ではまだホールに設置できません。あくまで「ルールを守った台ですよ!」と認められた段階です。つまり「適合」は、車の運転免許でいうところの仮免許のようなものです。
仮免許を取るには学科試験や実技試験をクリアしないといけませんが、仮免許があってもまだ一人で公道を走ることはできません。あくまで「基本ルールは理解していますよ」と認められただけの状態です。
ですので、新しいスマスロが登場した際に「こんな荒い台がよく検定通ったな!」なんて言われることがありますが、厳密には「こんな荒い台がよく適合したな!」が正しい言い回しとなります。
「検定」= ホールに設置するための最終チェック

型式試験で「適合」した台は、次に「検定」を受ける必要があります。「検定」は各都道府県の公安委員会が担当しており、ここで問題がなければ晴れて検定通過となり、ホールに設置できるようになります。ただし、この許可は3年間の期限付きです。
ポイントは「各都道府県」という点です。つまり、厳密には東京では設置を許可されても、他の都道府県では設置を許可されないというケースもあり得ます。また、検定切れ間際の機種がとある県では打てなくなったが、別の県ではまだ打てる…というケースが存在するのも、都道府県ごとに検定を通過するタイミングに差があるからです。
各メーカーからBT機の「適合」情報が出ていますが、実際に検定を通過してホールに設置されるのは、今回適合を受けた機種ではない可能性もあります。
BT機は6月頃に複数機種の同時開店を目指しているので、まだ登場までは期間があります。各メーカーは現在適合した機種でなく、さらなるブラッシュアップ(主に出玉性能)をかけてくる可能性も予想されますので、もうしばらくBT機の検定通過、そしてホールに設置されるのをお待ちいただければと思います。
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