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液晶と共に歩んできたゲーム会社とパチンコ機
少しパチンコやパチスロを知っている方であれば御存知と思いますが、初の液晶搭載機はパチンコが初代麻雀物語、パチスロはゲゲゲの鬼太郎ですね。初代麻雀物語は1991年、ゲゲゲの鬼太郎は2000年なので搭載が遅くなったパチスロでさえ液晶が搭載されてもう20年以上も経過します。
ハンドルを握る以外はほぼやることが無い受け身なパチンコは、その液晶演出が必須ともいえる存在になり、コインを入れ(スマスロはそれが不要になりましたがw)レバーを叩き、ボタンを押してリールをストップさせる能動的なパチスロの方が液晶演出がそこまで重要ではないのは今もそこまで変わらないですね。とはいえ、パチスロも液晶があった方が楽しめることは多いですが(ジャグラーやハナハナは無くても平気なのはホント不思議ですねw)
そんなパチンコとパチスロに搭載された液晶ですが、かつては搭載されることなかった技術と言うこともあり、各メーカーが液晶演出等を制作するためにゲーム会社に依頼をするのはある種当然の流れでした。ただ、遊技機メーカーはあまり下請けの名前を表に出したがらない傾向があります。そのため、ゲームメーカーやゲーム下請け開発会社がもう20年以上も前からパチンコやパチスロの開発をしていたことを知る方は、もしかしたら少ないかもしれませんね。
盛り下がるゲーム開発と盛り上がる遊技機開発
40代以上の方であればファミコンのドラゴンクエストの発売が社会現象にもなったことを覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、1980年代以降、ゲーム市場は大きく盛り上がることになりました。それよりも前はゲームと言えばゲームセンターで遊ぶものでしたが、ファミコンの普及によりアーケードゲーム(ゲームセンターなどで遊ぶモノ)からコンシュマーゲーム(家庭用ゲーム)の流れが加速し、一家に一台というのは当たり前の時代になっていきました。
そんな盛り上がった家庭用ゲームですが、1997年が当時のピークを迎え徐々に落ち込んでいきました。理由としては様々あるのですが、プレイステーション2が発売されたのが2000年とそれまでは大衆娯楽としての地位を確立した家庭用ゲームでしたが徐々に演出やグラフィック等のクオリティが高くなり、大衆に向けたというよりも一部のコアユーザー向けになっていったのは大きな要因の1つとしてあげられるでしょう。(どこかの業界と似ている気がしますが、気のせいでしょうか…)
そんな家庭用ゲームは、ニンテンドーDSの発売によりライトユーザーを多く取り込むことに成功し、再び盛り上がっていくのはまた別のお話です。
、、、(次回へ続く)
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今回はココまで!次回”後編”は2024年1月1日掲載予定。お楽しみに!
※使用画像:UnsplashのJezael Melgozaが撮影した写真
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