◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【松本バッチ】パチスロ、このままじゃヤバい

【松本バッチ】パチスロ、このままじゃヤバい

皮肉にも、危ない道だけ残る

※過去の「松本ポスト」はコチラから!

「あの音が聞きたくて」でパチスロを打つこと、たまにあると思うんですが、今の僕はまさにそれでね。機種は大都の忍魂参です。

パチスロ
月光の刻中にカスタムできる「先バレるモード」のメカバレル音。こいつが鼓膜に焼きついて離れない。
 
この台の好きなところは、ゲーム性やら何やらもちろん色々あるんですけど、打つ動機をひとまとめにすると「この音」に辿り着いちゃう。
 
こうやって打ってた機種、昔もあったなぁと思い返してみたら、初代吉宗でした。爺BIGのキーンを聞くために打っていたといっても過言じゃなかった。

他で挙げるとパチンコのリゼロの先バレ音だってそうだもんね。番長の対決中の小役対応のブゥーンもそう。もしかしたら大都さんには、ブッ刺さり音を生み出す研究チームみたいなのがあるんじゃないだろうか。音の力ってのは偉大だよな。

-----
【ペンネーム】
ドンキチ

【年齢】
20

【性別】
男性

【都道府県】
山口県

【メッセージ】
最近のスロットは6号機の低投資、長く遊べる基準から外れてる様な気がします。このまま爆裂ばかりになるとさらに規制が入るかと思います。この爆裂の流れはバッチさんはどう思いますか?
-----


おいおいおい、20歳だぜ。懐古主義のおっちゃんじゃない、20歳の若者にこんなことまで心配させちゃってるんだぜって。聞こえていますかー!

僕もね、危うすぎやしませんかと感じ続けてはいるんです。最近の台のdead or alive感っていうの? dead or dead or dead or alive感っていうの? デッドの振り分け高すぎねえ?みたいなね。
 
9人の爆死の上に1人の快勝みたいなね。そんな機種が多すぎやしませんかって思っちゃうよね。

ただね「低投資で長く遊べる」みたいな文言がね、あたしゃそもそもあってますかとも思うわけ。本当にその方向で産業が成り立つように、ルールを考えてくれていますかってね。

ぶっちゃけね、そうじゃない機種も出ていないわけじゃないのよ。ここ最近で僕がそう感じたところでいえば、スカイラブとかダンまち2とかね。そこまで投資のリスクは高くなく、ゲーム性はしっかりとしている機種だなと思えたわけです。

ただ、ホールを見てご覧なさいよと。みんなが抽選で取り合う機種はどんな機種か見てご覧なさいよ、と。
 
そりゃそうなんですよ。
 
くさん出ちゃう可能性がある台の方が、良いに決まってるんだから
 
みんなね、一番良いパターンを思い描いて、台を選ぶんだから。
 
そうなったらね、自分がメーカーだったらどんな台を作りますか、と。みんなに選ばれる台を作らなきゃならないでしょうね、そら。

これね、しゃーない。

打ち手も作り手も店も、高射幸性の渦の中。どんどん吸い込まれていく。

で、僕なりにね、考えてみたんです。

本当に射幸性を下げつつ、産業として衰退させないことはできるのだろうか、と。
 
低投資で遊べる機械? 誰も打ってくれなきゃあっても意味ねぇよ、と。
 
僕、考えました。考えてみて、思いました。機種のルール、全部一括りの同じで、本当にあってる? と。

同じルール下で生み出される機種たちだったら、どうしたってハイリスクハイリターンの機種が人気なってしまうわけでしょう? 少なくともこれまでを振り返ればそうでしょう。別にね、そうで構わないのであれば構わないんですけど、そうじゃマズいからルールがどんどん変わるんだもんね。

じゃあ、どうすりゃいいんだろう。

実現できるかどうかは一旦置いといて、少なくともね、射幸性の高い機種よりも、射幸性の低い機種の方が、面白くないとダメじゃない? 
 
だって高射幸性の機種には「出る」というシンプルなパワーがあるわけですから。
 
そうなってくると高射幸性の台が組み込めるゲーム性と、低射幸性の台が組み込めるゲーム性が、同じルール下で作られていたら、それはもう無理じゃない? 
 
結局、高射幸性の渦に巻き込まれていっちゃうのではないんですか、と。

めっちゃ出せる機種、ただしゲーム性の縛りは大きい。
 
爆発力は控えめな機種、ただしゲーム性の幅は広い。
 
あとは、大きな出玉は狙えるけど速度が遅い、速度は速いけどドデカくはなりにくい、とかね。
 
いろんなパターンがないと、この渦を覆せない気がするんですよ。

これをね、縛りの多いたった1つのルール下でやれっていうのは、あまりにも非現実的じゃありませんかね。

かつてね、いろんなタイプの機種がホールに共存していた頃、パチスロを取り巻くルールは今とは比べ物にならないくらい緩かった。
 
それゆえ色々な機種が存在できたわけです。とんでもなく荒い機種から、穏やかな機種まで。それを打ち手が自分たちで選んでいた。
 
時は流れ、規制は厳しくなり、パチスロが人気を確保する道がどんどんどんどん狭まっていった。

「危ないよ」と始めたはずの規制が、皮肉にも「危ない道だけ残る」方向に向かわせていく。

僕ぁ、そんな気がしているんだよ、20歳の若人よ。
 
ただね、これはパチスロが好きすぎて生きてきた人間の視点からみた考えだから、思いっきり偏っているはずです。
 
解決策を語るには、知識も足りていないでしょうしね。問題ごとっていうのはいつも多角的に絡み合っていて、簡単に解けやしないから問題として存在するわけですから。

僕らはまず、台も店も好きなものを選んで楽しむことかな、と思います。
 
意思をもって「選ぶ」ということが、僕らにできる最初の意思表示かな、と。これは、パチスロに限らずね。
 

皆様からのお便りを募集します!

松本バッチに話を聞いてほしい、答えてほしいというそこのアナタは、

★★★★★★★★★★★★★★
コチラから送ってください!!!!!
★★★★★★★★★★★★★★

悩み、疑問、愚痴、自慢…内容はなんでもOKです。

当サイトで紹介できるのは基本的に1更新につき1通なので掲載されるとは限りませんが、頂いた内容は本人が必ず目を通します!

※ご希望の方はペンネーム・年齢・性別をご記入ください。本名での掲載は致しません。
※メール等での返信はいたしません

パチスロのガチ攻略情報は「パチマガスロマガモバイル」で!

アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合