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【パチンコ新台】最高レベルの稼働を記録しているダークホース機

【パチンコ新台】最高レベルの稼働を記録しているダークホース機

ミズホのハネモノが記録的な高稼働

ジャイロが新台を語る週一コラム。今回はだいぶ人気かつ、導入台数も少ないためまだ実戦できていないがPハネモノ ファミリースタジアム、通称ファミスタを取り上げたい。

このファミスタ、導入台数が少ないのに導入前からかなり注目されていたのは「ハネモノ」だからに他ならない。メーカーはミズホ。ぶっちゃけて言えばミズホがハネモノを作る、と言っても基本的に注目はされないと思っていた。

語弊があると良くないので、逆で説明してみよう。

今でこそパチンコメーカーがスロットを開発し、しかもそのスロットが良くできていて面白い、というのは珍しくなくなった。その逆もしかり。パチンコメーカーのSANKYOヴァルヴレイヴからくりサーカスかぐや様などでスマスロを牽引しているし、スロットメーカーの大都技研は鬼がかりリゼロ2番長とパチンコにハズレなしの勢いだ。

しかし、それでも古くからのユーザーにはパチンコメーカーはパチンコ、スロットメーカーはスロット、という畑があるものだと考えられている。

そのうえでスロットのイメージの強いミズホからハネモノとなれば10年前なら「ミズホ? ハネモノなんて作れるの?」「事故らないかな?」と揶揄されていたと思う。

ところが今回は導入前からかなり期待されていた。まずミズホは突然アナログ機を作るわけではなくPミリオンゴッド-一撃-Pバベル5000と近年精力的にアナログ機を作って経験を積んでからの今回のファミスタであるということ。

今回のファミスタも期待にたがわぬ面白さのようで、動画をチェックしたところ、良く出来ている。ハネモノにおいて○○タイプでくくれないような全く新しいギミックは何年ぶりだろう? しかも液晶もファミコン画面なのでますますそそるw

そして現在のホール状況。パチンコもスロットもとにかく荒い。甘デジすら荒い。ローリスクミドルリターンでが期待できるのはジャグラーハナハナくらい。そこへ楽しめそうなハネモノの新台が登場、となればみんなの期待も増すのは当然のことだ。

戦国乙女7筐体

ユーザーはハネモノを求めている

このように、ハネモノは基本的には受け入れられている土壌があるのだ。少し前だとおだてブタ、そしてTOKIOも。どちらもまだロングランしている。

ここで疑問に思うことはないだろうか?

「じゃあなぜメーカーはハネモノをあまりつくらないの?」「なぜホールはあまり導入しないの?」

皆打ちたいはずなのに新台も滅多にでないしほとんどのホールはバラエティに少しあるだけだ。なぜこんなことになっているのかを説明していこう。

まずハネモノは基本的に単価が安い。そして役物の開発にも時間がかかる。お金はどれくらいかかるか不明だが、役物の型を作るのにはマジで時間がかかる。

とくに斬新な役物、となるとまずはアイデア、仕様が決定してもそこから長い長いチェックが行われる。

ハネモノ、役物機が多かった30年前に比べ、今はあまり作られないためノウハウの問題もありそうだ。

そう、労力がかかるのに単価は安く台数もハケにくいので、ハネモノを作ってもあまり利益に繋がらないのだ。タイアップモノのデジパチを作る方がお金になる。

ホール視点で見るとどうだろう?

まずハネモノの扱いの上手い下手で稼働はかなり変わる。メンテナンスが難しいのだ。

デジパチは極論を言えば回転率だけで運営できる。

しかしハネモノは役物のクセだったりで一律のつもりでも台ごとに割が変わってくるし、稼働をつけるためには割数だけ考えればいいわけでもなく打感が悪くならないようその割数内での鳴きや拾いのバランスのコントロールもしないとならない。またハネモノは結果が堅くなりがちで勝てる台は1日稼働するが勝てないと思われた台は見切られ放置されるというデメリットもある。利益を取りながら稼働率100%に近づけるのがすごく難しいのだ。

それでもハネモノの扱いがいい店、上手い店はしっかりと客の支持を得つつ利益をとれていたりするが、労力に見合っているかと言われたらわからない。

デジパチを置く方がハネモノに比べて簡単で稼働もハネモノに比べてつけやすい。

このことからメーカーもホールもハネモノをあまり好まないのだが、ユーザーは別で、役物機というジャンルは昔から一定の人気がある。

玉の動きで当たりハズレが決定する様子を見て取れる役物機はデジパチにはない面白さを持っているからだ。

できればもっとハネモノを作ってほしいしもっと設置してほしいが、外から見ていてもなかなか難しそうなのが現状だ。

ただし! ここまでデメリットを書いてきたが、もちろんメリットはある。

それは「客滞率の高さ」だ。

一瞬でバチコーンと出る台ではないため、ハネモノは客の滞在率が高い。ファミスタも1週間の平均稼働であの番長に6000個以上の差をつけてトップに立っているし、Xのポストによると1日のアウト67000玉(!?)を記録した店舗もあるという話だ。

勝てるレベルのハネモノなら朝から晩まで稼働する。そしてそこまで暴れることもないので、客寄せにするにはすごくいいジャンルでもある。

ハネモノ目当てで来店してもらい、ハネモノが埋まっていてもせっかく来たしなにか打つか、ということでほかの台を遊技してもらえる公算も高いし自分もよくその手に引っかかる。

実際にこのような形でハネモノを運用しているホールもあるのだ。そして例外なくそういうお店は優良店。ハネモノを頑張ってる店として地域に名を轟かせているパターンも多い。ハネモノをうまく扱える店ってのはそらもう腕もいいわけだ。

ファミスタでハネモノに初めて触れた人も割といるだろう。このファミスタをきっかけに他のハネモノも触れてみてほしい。TOKIOもおだてブタも面白いぞ。

また、ハネモノこそ「データカウンター」が活きる。ハネモノは役物のクセの影響で台ごとに大当り確率が異なるのでデジパチと違い高確率で当たっている台はこの後も高確率で当たる可能性が高いのだ。こういう勝利に直結する立ち回りの楽しさもハネモノや役物機ならではのものだろう。

ハネモノ初心者の人もぜひともデータカウンターを利用していい台をつかみ、ハネモノで「勝つべくして勝つ」を経験してみてほしいね。

満足感が全然違うんだぜ!

ジャイロ技研でも早くファミスタに触れたいところだ。

 

 

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