ドラゴンVOL.1が登場した1999年はパチスロに「フリーズ演出」が登場した記念すべき年。そこでパチスロ攻略マガジンドラゴンの創刊20周年特別企画として、巻頭にて大特集された記事がこの「フリーズ列伝」だ。その記事をWEB版に再構成、完全再現してお届けしていくぞ。

ちなみに4回に渡りお伝えしてきたこの「フリーズ列伝」も今回がラスト。今回は今でも現役稼働中の機種を含む、5.9号機＆6号機のフリーズ演出をピックアップして紹介！　まだ見るチャンスのある機種もあるので、この記事を読んで出現率やその性能などをしっかり把握しておこう！

「第一部　ロングフリーズ回想録（前編）」はこちらから!!
「第二部　ロングフリーズ回想録（後編）」はこちらから!!
「第三部　超人気マシン「フリーズ演出」集」はこちらから!!

全国のスロッターの夢「ロングフリーズ」について、ライターのエピソードを盛り込みながら全4回に渡り紹介してきた。一撃数千枚クラスを狙えるものから、一生お目にかかれないのでは？　と思ってしまうような都市伝説レベルのもの、なかには特別恩恵のない演出の一部として搭載しているものまで様々ではあるが、いずれもメーカーの愛やこだわりが存分に詰め込まれた究極の演出だと感じさせてくれる。

5.9&6号機には有利区間が搭載され、一撃性の夢が潰えた。確率も5号機と比較すると比較的重めに設定されており、出玉のウェイトを占めないような工夫が施されている。それでもサプライズ的な要素として有利区間を完走させるだけのポテンシャルを備えていると言えよう。

フリーズ。それは我々の夢でありRPGの「ラスボス」のようなもの。これを成し遂げた時、1つの達成感が得られるのではないだろうか。引きたいと思って引けるものではないが、ふいに訪れる歓喜の瞬間を夢見ながら、我々スロッターは今日もレバーを叩き続けるのだろう。