
はじめに
虚心坦懐のGoing Underground、第76回。
今回は1992年頃のお話。
パチンコは、初の芸能人タイアップ機のハネモノとなる「オロチョンパⅡ(SANKYO)」が登場。一方デジパチでは、従来のドット、セグ、ドラムから徐々に液晶機種に移り変わりはじめ、「ファーバーパワフルⅢ(SANKYO)」「ブルーハワイ(三洋)」「ピカイチ天国(豊丸)」などが登場した。また、「ブラボーキングダム(平和)」の攻略(→リンク)でも盛り上がりを見せていた。
パチスロは3号機終焉の年であり、年末には4号機初となる「チェリーバー(ECJ)」が「大英帝国の黄金」というキャッチフレーズとともに登場。こちらは集中役を搭載したA+Cタイプであった。実はこの機種、ジャグラーのGOGOランプような告知ランプを搭載していたが、ほぼ光ることなく、どこのホールでも切られていた(笑)。
そんな年の頭に、3号機として「スペーススペクター(日活興業)」「スペースバトル(日活興業)」もひっそり登場した。
「スペーススペクター」「スペースバトル」とは!?
「スペーススペクター」
設定1~6で、BIG確率1/347~1/287、REG確率1/169~1/140のAタイプ3-2号機パチスロ。
「スペースバトル」
設定1~6で、BIG確率1/420~1/315、REG確率1/140~1/105のAタイプ3-1号機パチスロ。
両者ともに裏モノが非常に多く、REGフラグを貯金しBIGに書き換え放出する『貯金Ver.』や、最近の5号機ジャグラーにまで存在した、小役(スペスペではベル)後のゲームでのみボーナスが成立する『小役落ちVer.』などが存在し、いずれもスピード感ある連チャンで注目を集めた。
攻略法の内容
最初は『貯金Ver.』の裏モノ攻略から情報が入ってきた。通常時の貯金ゲーム時にのみREGが揃えられるというものだったが、然程、美味しいネタではなかった。しかしその後、数年前に発覚した「リバティーベル」(→リンク)等で使用したのと同様、清算ボタンに瑕疵があることが発覚し、似たような手順でボーナスをセットすることが可能となった。
《手順》
① ウェイトがかかるように連続遊技をする。
② ウェイトがかかっている状態でスタートレバーを叩いて即座に精算キーを押す。
③ 入れたコインが払い戻される。
④ コイン1枚を投入するとスタートレバーを叩かなくてもリールが回転。
⑤ 中段以外の場所に7をテンパイさせるように左と中リールを止める。
⑥ 7のテンパイラインが上下段ならコイン1枚、斜めならコイン2枚を追加投入すると同時に、7のテンパイラインに7をビタ押し。
⑦ ボーナススタート!(※REGでも同様の効果あり)
攻略法の出所
大まかな情報を入手したので、コンチネンタルの4枚掛け攻略(→リンク)のときから情報を共有していた先輩のネタ系プロの方たちと検証。そして、発覚に至った。
P-worldのない時代の機種探しに東奔西走!?
とにかく設置が少なく、「スペーススペクター」を求めてしょっちゅう都内まで打ちにいくことになった。この機種のおかげで、都内のホールをいろいろ知れることにも繋がった。しかし、「スペースバトル」に至っては、虚心は実機を見たことすらなく、ほぼ、都市伝説の「口さけ女」と同等の存在であった(笑)。
因みに、この機種の下皿には、スライドする扉的なものが付いていた。セット打法はただでさえ目立つため、ひっそりやるのが大前提なのだが、虚心はこの扉的部分に上着を引っかけてしまい、下皿のコインを床にぶちまけ、必要以上に目立った上、非常に恥ずかしい思いまでした記憶が一番の思い出となっている(笑)。
そんな感じで稼働していたのだが、次第に情報も広がり、攻略誌に掲載されたころには全く打てる状況ではなくなってしまった。さらに、この時期から裏モノの規制もうるさくなり、次第にホールから裏モノが減っていくこととなった。
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