
はじめに
虚心坦懐のレトロ台探訪記、第3回。
引き続き、虚心のゲーセンパチンコ録です。
今回も、「マジックカーペット(三共)」「ヘブンブリッジ(西陣)」に引き続きシリーズ元祖となる名機をご紹介! 連チャン性を備えていたため、当時は一撃で打ち止めにできる爆裂ハネモノとして人気を誇っていました。…が、今や正式にメーカーのマスコットキャラとなり、Xでは京楽の社員として広報活動に勤しみ(←???)、液晶上ではプレミアムキャラとして登場しているアイツの台。
そう! 京楽の看板キャラクター機種「たぬ吉くん2」をご紹介します。
「たぬ吉くん2(京楽)」
1992年に京楽から登場したハネモノ。

賞球は、6&12。

ハネに拾われた玉がたぬ吉くんのポケットに拾われると、V入賞の大チャンスとなった。

また、このポケット手前にある突起のおかげで様々なイレギュラーなV入賞も打ち手を楽しませてくれた。こちらの役モノは、のちの「玉ちゃんファイト」やそれ以降に登場した多くの京楽ハネモノ機種の役モノの原型ともなった。
そして、役モノ上部にあるドットでラウンド抽選が行われ、「V」が表示されれば15Rとなった。さらにこの「V」には連チャン性があり、パンクしない限り以後3回の15Rが約束されていた。そのため、一度「V」が出現すればあっという間に打ち止めとなった。因みに、「V」の出現率は1/17。

まとめ
たぬ吉くんのホール設置当時はハネモノ自体も大人気で、多くのホールに島で導入され、今では考えられないほど稼働もすこぶる良かった。定量打ち止めを報せる放送が、店内を賑やかに盛り上げていた。
そんなたぬ吉くんだが、1996年に大きく潮目が変わった。パチンコ店の駐車場で車内放置を原因とした子どもの死亡事故が発生し、マスコミが連日報道。パチンコが日本中から大バッシングを受けることなったのだ。
その対応策として、ハネモノの中では射幸性の高かった本機たぬ吉くん2は社会的不適合機に指定され、その年の年末頃を境に一気にホールから姿を消してしまった。
余談だが、数多あるパチンコ、特に2回ループタイプの極めて射幸性が高いフルスペック機が残る中で、遊べるタイプの代表格であるハネモノであるたぬ吉くん2が撤去されてしまった現実に、虚心は某機関の恣意的な思惑を感じたものだ。
閑話休題。。。
京楽のハネモノと言えば、ウルトラセブンも仮面ライダーも皆、ポッケに玉が拾われれば激アツ、という分かりやすい動線を描いてくれた。昨今のハネモノ人気低迷の時勢もあり、2008年「CRA羽根ぱちんこ水戸黄門W4」を最期に同メーカーから、ハネモノが発表されていないのが、非常に残念でならい。
たぬ吉くんは、かろうじて後継機が登場(※ここでは2000年登場のデジパチ「CRタヌ吉2000」を指しているのではなく、2006年登場のハネモノ「CRぱちんこたぬ吉くん」を指す)したが、一方京楽のプレミアムキャラとして双璧を担っている玉ちゃん…。こちらは、一度も後継機が発表されていない。
虚心は30年越しの令和の時代になっても、京楽ハネモノ後継機の登場を熱く望んでいる!

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