パチンコ開発者が明かす「Pバベル5000」があまりにも辛くなってしまった原因

パチンコ開発者が明かす「Pバベル5000」があまりにも辛くなってしまった原因

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なぜこんなことになったのか、、、

ネット上で、Pバベル5000」が当たらない、吸い込みすぎると一部で話題ですが、なぜそんなようなことになるのか?ということについて、開発者の立場から推測と言及をしていきたいと思います。

Pバベル5000(ミズホ/2023年3月)
Pバベル5000(ミズホ/2023年3月)

役物機の現在位置

まず、役物機の開発的な特徴について説明したいと思います。Pバベル5000もそうですが、役物を完全に突破し、特定の入賞口に玉が一発入れるができれば大当りをするというパチンコ機です。

古くはSANKYOのスーパーコンビや、マルホンのパラレル、西陣のラプソディにダイドー(現ビスティ)のミサイル7-7-6Dあたりが有名どころでしょうか。1980年代後半から1990年代前半にかけて一世を風靡しましたが、当時の規則改正により一発台が作りにくくなり、2004年のみなし機撤去により完全にホールから消えることになりました。

ミサイル7-7-6D(ダイドー/1996年)
ミサイル7-7-6D(ダイドー/1996年)

実は2008年に当時の高砂電器産業(現在のコナミアミューズメント)より、「CRくらげっち」という役物を超えた先にある入賞口に玉が入れば3,000発獲得でき、大当り終了後に50%の確率で再度引き戻すという昔の一発台を彷彿とさせる台を制作して発表しましたが、一部のマニアックな人たちを除き、大きく話題になることはありませんでした。(1回の大当り消化に大体15分ぐらいかかっていました

CR餃子の王将(豊丸/2009年)
CR餃子の王将(豊丸/2009年)

その後、豊丸産業のCR餃子の王将のように、役物とデジタル抽選を組み合わせた機械などはいくつか開発しリリースされましたが、一発台を彷彿とさせるような台は長らく世の中に登場することはありませんでした。ところが、2016年に大一商会より「CR天下一閃」、2018年にマルホンより「CR天龍∞7000」などが販売され、今では一定数ホールでも見かけるようになりました。

CR天下一閃4500(Daiichi/2016年)
CR天下一閃4500(Daiichi/2016年)

現在の役物機に関しては、大きく2通りのパターンがあることをまずは前提としてください。

 

①:役物をクリアし、玉を入賞口に入れることができれば大当りのタイプ
⇒天下一閃、天龍、バベル5000など

 

②:役物とデジタル抽選の2つを組み合わせて大当りさせるタイプ
yes高須クリニック、ダイナマイトキング無敵SPEC、うまい棒4500など

 

①のように役物だけで完結するタイプと、②のように役物とデジタル抽選を組み合わせて大当りを目指すタイプという2通りあると思ってください。それぞれに特徴とメリット、デメリットが存在します。これこそが、ユーザー側からすると付け入る隙になったりするわけですね。

皆さんがご存じの通り、デジタル抽選というのは乱数によるプログラムによって制御されています。確率が1/100であれば、おおよそ100回に1回、確率が1/300であれば、おおよそ300回に1回大当りするわけです。

勿論、短いスパンで見れば大きくハマることもありますし、逆に立て続けに大当りすることもありますが、長いスパンで見れば確率は収束していきますよね。1回の大当りで100回ほど回せる玉が獲得できる台の大当り確率が1/50だったら終日打ち込もうとなりますよね?これがボーダー理論の基本的な考え方です。これは誰が打っても、どこで打っても同じ結果が出ますよね。なので、デジタル抽選確率というのは、良くも悪くも「普遍的」であると言えるわけです。

 

一方、役物機はどうでしょうか、、、(次回へ続く)

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今回はココまで!次回"後編"をお楽しみに!

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