先月、立て続けに発表された『eフィーバー戦姫絶唱シンフォギア4 キャロルver.』（2025年1月上旬導入予定）と『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア4 199ver.』（2025年2月上旬導入予定）について、詳細スペックも判明したので早速見比べていきたいと思う。

今までスマパチとP機が両方あるシリーズはもれなく同日に導入されたものだが、今回は時間差がありいつもとちょっと違う点にも注目。おそらくだが、通常確率のキツいスマパチ版を先行で稼動させ、稼動のたれそうなタイミングを見計らって今まで通りの当たりやすいライトミドルを投入する…という算段ではなかろうか!? どうかな～～～!?

それでは、イッてみよ～～～ッ!!

スマパチ版の『キャロルver.』は、通常時の図柄揃い確率が約1/399.7・RUSH突入率も約50％と、ここまではまさに旧MAXタイプ同様のスペックと言える。初当りの図柄揃い時はRUSH非突入でも出玉1500個を獲得でき、RUSH突入時はもちろん、右打ち中もすべて1500個貰える仕様である。このへんもまさに旧MAXタイプを意識してんのかな～って感じである。

そして、最大の特徴は同社の『eフィーバーからくりサーカス2魔王ver.』同様、「RUSH突入＝LT（ラッキートリガー）直行」タイプであるということだ。おなじみの「最終決戦」に勝利すれば、LT「絶唱RUSH（ST15or10000回・継続率約81％）」に突入する（LT突入率約50％）。

詳細スペックは以下の通り。

そして、ゲーム性的にも出玉的にも目玉となるのが「バーニングエクスドライブ」だ。V入賞時にギアペンダント役物が落下すれば発動し、4500個以上が濃厚となる演出（※1500個×3回）で、今までのシリーズの流れを汲むものでもある。約5％の振り分けで発生するので、結構お目にかかる機会があるかもしれない。

また、今回はV入賞時にフリーズ発生で「SPECIAL FEVER 3000」となる演出や、おなじみのV-STOCK演出もあり、多彩な高出玉バリエーションを実現している。右打ち時は3000個以上となる振り分けが50％もある点に注目だろう。

一方、『キャロルver.』から2週間後に発表された『199ver.』の方は、確率帯こそおなじみ199のライトミドルだが、ゲーム性は今までのシリーズのメイン機とは少々変わっている。

こちらの場合はいつものショートSTとは異なるゲーム性であり、「1G決着バトル」になっているのだ。また『キャロルver.』同様にLTを積んでいるのだが、気になるLTへの突入フローも違っていて、通常時の初当りからは約1％で直行するほか、おなじみの「最終決戦」勝利でまず「絶唱RUSH（ST1回・突入率約52％・継続率約55％）」へ突入し、そこで大当りを2回継続させればLT「超絶唱RUSH（ST1回・継続率約86％）」へ（1Gバトル・ALL1500個）。例えるなら、同社のガンダムユニコーンにおける「覚醒HYPER」への手順みたいなものを踏むイメージだろうか。これを「2段階突破型LT」と呼ぶらしい。

詳細スペックは以下。

同社のライトミドルタイプでは初のLT搭載機である『199ver.』だが、ゲーム性は少々異なる点に注目。「1G決着バトル」ということで、まさに「最速でッ! 最短でッ! まっすぐにッ!」を体現した演出になっているのだろう。どちらかと言えば、スマパチ版の方が今までのシリーズの流れを継承しているのかもしれない。

こちらはとにかくLTにブチこまないことには大連チャンは見込めない。絶唱RUSH中に1回当たっただけで終わってしまうパターンが一番悔しいことになるだろう。ちなみに絶唱RUSH1回目でのLT突入率は約20％、2回目で100％…ということになる。

今のところ、スマパチ版もP機の方もいずれも打ってみなけりゃわからないことだらけだが、ここまで見てきて敢えてどちらかを選ぶなら、今までのシンフォギアシリーズ同様のゲーム性を楽しみたいなら『キャロルver.』、1G決着バトルによる速いRUSHと継続率約86％の爆発力に魅力を感じるなら『199ver.』…ということになるだろうか!?

いずれにせよ、アニメ5期とのタイアップとなった今回は演出も一新かつボリューム満点、カスタマイズ機能にも「先てがみカスタム」が新搭載されたり、RUSHの選択モードも8パターンに増えているので楽しみな点は十分ある。

パチマガスロマガでは近いうちに試打レポートも敢行予定なので、お楽しみに!!