現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

パチンコを代表する人気マシンで、パチンコ界のヒロインが出演、さらに現在も次々と新シリーズ機が登場し、さらにはスピンオフ機も多数存在しているパチンコ台といえば、ご存じ「パワフル」シリーズです。そしてその初代マシンとなるのが1992年に登場した「フィーバーパワフル3」となります。

本機はSANKYO初の液晶搭載機ということで、登場直後から話題になりました。導入後はそのマルチラインを活かした画期的なゲーム性と、大当り後の保留玉連チャンにより瞬く間に人気マシンに。現在までシリーズ機が続く、パチンコ界を代表するマシンとなりました。

そのマルチラインを活かしたゲーム性の紹介記事およびカタログがこちら。

マルチラインどころか複数ラインリーチも珍しかった時代だけに、図柄の停止順や大当りパターンが詳細に解説されている。またこの仕様によりダブルリーチやトリプルリーチが適度に出現するためドキドキ感がアップ。それも本機の人気の要因の1つとなりました。

ちなみに図柄の組み合わせは上記にもあるように、22370946通り存在しどれだけ打ち尽くしてもすべて見ることは不可能レベル。さらにオール7が停止する確率は約49億分の1と激低なうえ、万が一出現した場合は記念撮影ができるよう3分間画面が揃ったままになるという嬉しいオマケシステムも搭載していました。

そんな初代マシンを経て、その後に登場したシリーズ機がこちら。

1機種1機種紹介するにはあまりにスペースが足りませんが、パチンコ機のシリーズの中でも、特に数多くのシリーズ機が存在する機種となっています。

ちなみに、これはパワフルシリーズのみの一覧となっており、夢夢ちゃんがハネモノの役モノとなって活躍する「グレート夢夢」やナナちゃんが登場する「フィーバースーパーナイン」、パワフルとは別シリーズ扱いになる「マジカル（きらきら）夢夢ちゃん」など、本機派生の機種も多数存在しました。

そんな初代マシンを経て、現在ホールで好評稼働中なのが「Pフィーバーパワフル 2024」。こちらはSTタイプの甘デジで、初当り後は100％「パワフルRUSH」に突入。さらにRUSH中に10R大当りに当選すれば大当り2回濃厚の「極パワフルRUSH」へと突入する激アツ仕様で、遊びやすくもアツくなれるゲーム性となっています。2021年登場の「Pフィーバーパワフル2021」もホールで稼働中なので、歴史を感じつつその日の気分にあわせて好みのパワフルにぜひ挑戦してみてください。