
皆さん、こんにちは。ジェイさん@発信する遊技機クリエーターです。

今回は9/22登場の新台『マジカルハロウィン ボーナストリガー』を、開発目線で気になった「特殊な仕様2点」に絞ってご紹介します。
本機は言わずと知れたマジハロシリーズの最新作で、BT(ボーナストリガー)機での登場です。
通常時の演出モードは「停止ボタンで選ぶ」
本機の通常時には5種類の演出モードがあります。ポイントは「チャンスボタンや十字キー」ではなく、「停止ボタン」でモードを選ぶ点です。
本筐体には見た目に操作性が伝わりやすい「十字キー」を搭載していますが、通常の演出モード選択にはあえて「停止ボタン」を使わせています。

実はBETボタン・レバー・停止ボタンといったパチスロの実遊技で使うものは、メイン基板で管理されています。
つまり、停止ボタンで演出モードを受け付けることで、メイン基板側で演出制御が可能となっています。結果として、モードごとにフリーズ(演出ウェイト)の発生頻度や期待度が調整可能であるということです。
一方、BT中の演出選択は「十字キー」を使っており、サブ基板管理です。ここで切り替わるのはあくまで見た目のみで、フリーズ(演出ウェイト)確率には触れることはできません。
業界初!?「ボナ連カスタム」
本機はボーナス+BTのみで出玉を伸ばす仕様です。BT絡みの『BIG BONUS』でも平均は約325枚で、AT機のような一撃数千枚は基本的には起こり得ません。
そこで搭載されたのが「ボナ連カスタム」です。ボナ連カスタムでは「TOTAL獲得枚数」を連チャン中に引き継ぐゲーム数を、引き継がない/32G/50G/100G/無制限から任意に設定できます。
これにより、設定した引き継ぎゲーム数の間は内部トータル枚数がゼロにならない限り、次ボーナスでも累計枚数を引き継ぐ仕様となっています。つまり、ノーマルタイプでありながら獲得枚数表示を2,000枚、3,000枚と育てることが可能です。


映える終了画面を打ち手がデザイン
本来、ボーナス間(またはAT間)で何ゲーム獲得枚数表示を引き継ぐかは、仕様に合わせて開発側が決めるのが通例です。
特に5号機以降、ボーナスの獲得枚数上限が設定されたことで、「ボーナス後100G間は前回の獲得枚数を引き継ぐ」といったルールを採用する機種が多く登場しました。本機はここをユーザー任意に開放し、無制限まで選べます。
AT機では新台導入直後など見栄えの良い獲得枚数が表示された終了画面がSNS上で並ぶことも最近では珍しくありませんが、本機はノーマルタイプにして映える終了画面表示を打ち手自身がデザインすることが可能です。
2,000枚、3,000枚、それ以上の獲得枚数表示をさせた際は、画像付きでぜひSNSに投稿してみてください。
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