
【第149回】100回転早見表

第146~147回で解説した「100回転ボーダー」。100回転まわすために玉をどれだけ消費するかという考え方だ。同じ100回転まわすなら、消費する玉は少ない方がいいに決まっている。
たとえばe Re:ゼロから始める異世界生活 season2の場合、100回転ボーダーは約1550玉であった。
100回転ボーダー(玉)= 250÷等価ボーダー×100
100回転ボーダーは上記のように。等価ボーダーを使用して計算している。言ってしまえば両者は連動しているわけだ。
等価ボーダーは、大半の機種が千円16~19回の範囲に入っている。つまり相場というものが存在する。両者は連動しているわけだから、100回転ボーダーにもやはり相場範囲というものがある。
等価ボーダーの千円16~19回そのまま100回転ボーダーに置き換えてみると、1562玉~1316玉となる。つまり100回転ボーダーは大抵の機種において1300~1600玉が相場となる。

貸玉料4円の場合は…
6000円で1250玉
6000円で1500玉
7000円で1750玉
となる。だから実戦で100回転ボーダーを利用する際にはほんどの場合、投資5000~7000円で判別できる。
ならば玉貸料が4円以外の場合は? 範囲が大体決まっているのなら、あらかじめ早見表を作成しておけばいい。
というわけで以下の表を見てほしい。

貸玉料金が変わっても、この表があれば100回転まわすのに必要な玉数がすぐにわかる。
たとえば貸玉料4.39円で、100回転まわすのに6000円かかったとする。表を読むと1368玉消費したことになる。100回転ボーダーが1550玉の機種ならばボーダーをクリアしていることがわかる。1550玉と1368玉の差(182玉)が純益玉となるのだ。
1パチでも同様の早見表を作成してみた。

たとえば貸玉1.1円ならば、1500円で100回転まわせればボーダーをある程度超えており、1700円かかったならばボーダーギリギリと判定できる。