担当(以下・担)『今回の日記(※第417回・第418回)は、朝イチに「スマスロ北斗の拳」を打った後、「甲鉄城のカバネリ」の設定5以上確定台に辿り着いた日記でしたね』
▶連鎖箇所複数『スマスロ北斗の拳』の狙い台でいきなりリセット天井!
▶気になる台が空きに『甲鉄城のカバネリ』で出たトロフィーは…
しのけん(以下・し)『うん。キリントロ止まりだったしホールの傾向的に設定5でほぼ間違い無いと思う』
担『北斗やカバネリについては過去に結構語っていただいている事もあるので、今回は「店長カスタム」について触れていただければ』
し『店長カスタムね。了解』
担『今回実戦したホールさんも店長カスタムを活用しているホールだったんですよね?』
し『うん。7000Gでほぼ答え合わせ的なトロフィーが出てくれてた』
担『くれてた…って事は今は違うんですか?』
し『うん。最近はそこら辺が少し中途半端になってきた感』
担『ほうほう。その点も含め「最近の店長カスタムを活用しているホールさんの傾向」を知りたいなと。まず店長カスタムを活用しているホールの割合を教えてください』
し『北斗とカバネリに関して言うと、自分が足を運ぶようなホールの8割は店長カスタムを活用してる』
担『どのような活用パターンですか?』
し『大まかに3つに分類するとこんな感じかな』
担『なるほど』
し『注意しなきゃなのは、銅トロが存在しない北斗のみ、カバネリ含めた他の機種とカスタム①の内容が異なる』
担『他機種のカスタム①は銅トロ対応、北斗は金トロ対応ですね』
し『でまず①のA店は朝から来る客へのサービス的なカスタム。早い段階でトロフィーを出してしっかり入れている事を周知させるパターン』
担『こんなホール存在するんですね』
し『うん。これをしばらく継続して行っていたホールもあるし、当日のみその日の強さをアピールしたい場合、このパターンにするホールも』
担『なるほど』
し『②のB店と③のC店は、ある程度回した客にある程度の答えを知ってもらいたいようなホールが行なうパターン。店長カスタムを活用しているホールはこのパターンが比較的多いかな』
担『答え合わせ的な感じですかね?』
し『後は①②③の複合だったり、北斗とカバネリで傾向が違ったり』
担『なるほど。①のA店みたいなカスタムは逆に言うと早い段階でトロフィーが出ないと低設定な訳だから、果たして店側にとってプラスなんですかね?』
し『プラス要素は「高設定ちゃんと使っているアピールが出来る」。マイナス面は「低設定が早い段階で明確になる」だね』
担『トータルするとマイナスな気もします』
し『うん。というかそもそも②も③もトータルで言うと「高設定をちゃんと使ってるアピール」のみプラス要素。長い目でみると店長カスタム自体がホールにとってマイナス要素になっちゃう“諸刃の剣"ではあるからね』
担『以前も言ってましたねそれ』
し『一つのホールがずっと同じカスタムパターンだと、傾向を把握した客に活かされ過ぎちゃうリスクがあるからね』
担『ですよねぇ』
し『だから高設定をちゃんと使ってるアピールが客側に浸透出来たと判断したら、「カスタム傾向を変えるか無くすホール」が最近は増えてきてるかな』
担『おお! やはりそうなって来ているんですね』
し『こうすると一旦はカスタムに頼っていた客が離れるんだけれど、その後もしっかりと「高設定を入れている」事が判断出来るデータが見られればその客も戻ってくるからね』
担『客が甘えちゃえるカスタムは継続して行いすぎると大きなマイナス。その後に繋げるようなやり方ができれば最終的にプラスに作用する。そこら辺上手くやれているホールが最近少しずつ増えてきたかな』
し『カスタムのみの存在でしか高設定を使っているか否かを判断出来ない客はホールにとって必要ないからね。その選別のためにもカスタムをまずは使ってみるのはありかなと』
担『なるほど。高設定が存在している事が周知されていないホールがまずは店長カスタムでアピール。問題はその後のやり方次第と』
し『うん。ホール側のやり方を見ていると、店長カスタムの設定の仕方が大雑把だったりする。近隣店のカスタム傾向を把握していないホールが圧倒的に多いのも問題』
担『どういう事ですか?』
し『例えば①のA店と②B店③C店が近隣に存在していた場合、朝イチはどのホールに行くべき?』
担『もちろん最優先は①のA店ですね。すぐに答え合わせが出来るので』
し『だよね。それなのにB店C店が「うちは朝イチからお客さんが来てくれないなぁ」なんて言ってたら笑っちゃうでしょ』
担『確かに(笑)』
し『大袈裟に言うとそんなホールが案外多いんだよね。①のA店が朝イチカスタムをヤメたら、それを迅速に察知して近隣店が朝イチカスタムとかを使う。そうすれば今までA店にいた客を奪える。近隣店のやり方を見て店長カスタムの運用を考えているホールはまだ少なめかなぁ』
担『あくまで自店のやり方のみで店長カスタムを運用しているって感じですかね』
し『前述したけれど、店側にとっての店長カスタムは「高設定が存在しているアピール」を意図的に出来る事であって、「カスタム頼りでしか高設定を察知出来ない客を作る」事ではない。そこら辺を考えて店長カスタムを使い分けているホールが今後は生き残ると思う』
担『なるほど』
し『自分の個人的な打ち手目線で言うと、緩いカスタムのホールはありがたいから活用させてもらう。だけれどもカスタムが少なくてしっかりと高設定を使ってくれているホールのほうが状況も高設定の総数も長持ちするから、今はそのようなホールで打つ機会が増えてきた…って感じかな』
担『ありがとうございます』
続きは4月14日6時公開予定!
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