虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第6回。

今回は、完全技術介入で機械割100％超えの機種の話題を。メーカー発表値通りなら、毎日、打てば必ず勝てるはず！…ということになりますね。しかし、実際にマイナスになっているという方も少なくないでしょう。

理由としては、メーカー発表値にすでに誤差がある場合、技術介入の難易度が高すぎて完全にできない場合等があります。実際、今のビタ押しは、0.5コマほど余裕があるものが通常で、もうちょっと厳しいものもあります。

因みに昔の「ファイヤーバード(ユニバーサル)」の600枚抜きや「島唄/ツイスト(オリンピア)」(→リンク)のビタ押しなどはかなりシビアで、爪の皮一枚くらいの正確さが求められたため、攻略ネタのビタ押しと比べると、比較的簡単な部類となります。

技術介入機は、ある程度目押しに自信のあるユーザーが座る傾向にあるため、虚心的には、メーカー発表値の機械割よりも技術介入の難易度も加味された実働値を参考にします。

実際、「新ハナビ(アクロス)」「バーサスリヴァイズ(エレコ)」「SLOTマッピー(メーシー)」「ピンクパンサー(山佐)」などは実働値で機械割100％超えているため、間違いなく甘い機種です。

それでは、逆にメーカー発表値と実働値に乖離のある機種たちを見ていきましょう！

…というように機械割に4％程度差が現れた機種は、原因がメーカーの数値の誤りか技術介入の難易度が高すぎるのか分かりませんが、実際に打たれた数値をみてみると全く甘くないことがわかります。

「ハードボイルド(Sammy)」などは、技術介入の難易度もそれほど高くないのにこの出率ということなので、メーカー発表値に問題ある可能性も少なからず考えられます。

また、設定1の機械割数値は同じでも、5号機では利益が全く取れなかった「ディスクアップ」が、「ディスクアップ2」ではしっかりホールに利益貢献しているのです。

メーカー発表値を信用して期待値を積めていたと思っていても、実はそうでないことも多々あるので注意が必要です。

ホール関係者の知人、数人の話だと、某5号機では初期パネルのみが設定1の機械割103％で、他のパネルは103％無かったとか。そういった理由から、あえて増産後の台を導入したという話も小耳に挟んでおりました。

かく言う虚心も「乾杯(ネット)」の攻略ネタ(→リンク)を使っているにも関わらず、毎日めっちゃ負けていたという黒歴史もあるため、かなり慎重になったのです。

キャバ嬢には、めっちゃフラれても全く慎重にならないのが大きな問題ですが…(笑)。