減少速度に歯止めかからず。
パチンコ・パチスロ業界ニュースサイト「グリーンべると」の3月19日付け記事によると、ホール団体「全日遊連」の加盟店舗数の最新情報が公開されたとの事。これがなかなか衝撃的なので、まずはソースでご覧ください。
全日遊連は3月19日、都内港区の第一ホテル東京で開催された定例会見で、今年2月時点での組合加盟営業ホールが、前月比32店舗減となる5,969店舗と、6,000店舗を割り込んでいたことを報告した。2022年9月に7,000店舗を下回ってから、わずか2年半ほどでさらに約1,000店舗が減少するなど、依然として店舗数の減少傾向に歯止めがかかっていない現状が浮き彫りになった格好だ。
【全日遊連加盟の営業ホール数が6,000店舗割れ、下落スピード鈍化も減少に歯止めかからず(グリーンべると)2025/03/19】
こちらですね。2017年に1万軒を割った時に相当ニュースになったんですけど、そこから8年弱で6,000を割り5,969店舗になりました。なんと40%減です。半減に近い。
もちろんこれは組合加盟店舗数なので「そんなこといって、ほんとは非加盟の店がいっぱいあるからまだ1万軒くらいあるんやろ」と思うかも知れませんが、パチンコ屋さんというのは組合の加盟率が非常に高く、実数はちょっと増えはするもののそんなに大差ないです。めちゃめちゃ減ってます。
ここまで強烈に減った理由はいくつかありますが、店舗数の推移を見るにやはりコロナ禍での減少がエグい。2020年1月の段階では8,800軒だったのが、4月の自主休業騒ぎを経て年末には8,300軒まで減少。さらに翌2021年末は7,600軒、2022年末は6,800軒とおよそ年一割ペースという異例の速度で減りまくっております。
当時はコロナのみならず「5号機の完全撤去」や「CR機の完全撤去」も同時進行してましたし、それに加えて特に「超韋駄天」が出るくらいまでの、序盤のP機の不作も相当影響していると思います。また「完全分煙化」が進んだのもひょっとしたら影響してるかも(設備費用的な意味でね)。
何にせよ6,000軒を割った、というのはあまりにも減り過ぎててちょっと現実味がないレベルなのですが、果たしてどうなるんでしょうね、これから。

パチ屋が一番多かったのはいつ?
逆に、パチ屋が一番多かったのはいつなのでしょう。
これは2つの答えがあり、まずは戦後すぐの復興期である1953年、国民が娯楽に飢えていたタイミングで軍の払い下げ品であるベアリングボールという銀玉と廃材を組み合わせて作ったパチが人気になったとされる「第一次パチンコブーム期」ですね。この時は警察発表で45,000軒ほどのパチ屋があったそうで、単純な数としてはこの時が恐らく最盛期といえるでしょう。無許可営業を含めるともっと大量に営業してたそうで、まさしく「国民の娯楽」だったそうですね。
ただ、これは法整備等が進んでいない、あくまでも戦後の混乱期の話。実際、ルールが整備されて射幸性が抑えられた結果、ホール数はたった3年で1/4程度まで落ち込みます(それでも今より多いけど)。
続いて答えになるのが1995年。これは前述の全日遊連加盟店舗数ベースで17,000軒オーバーを記録しました。ちょうど三洋の「ギンギラパラダイス」が出た時で、現金機からCR機への過渡期のタイミング。翌年には「大工の源さん」が超絶ヒットした時ですね。
ちなみに、2024年時点での全国のコンビニ数は約55,000軒。それから比べると17,000のパチ屋というのがどれだけ大量か分かろうというものですが、53年のブーム時はホントにそれに迫る勢いでパチ屋ばっかりあったとか。そう考えると、今のパチ屋の少なさというのはなんだか寂しくなってきますね。
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