パチスロ攻略マガジン誌上で大人気だった「旅打ち企画」。移動はカブのみ、初期資金10万円を元手にパチスロの収支のみで指定されたスタート地点から日本を巡ってゴールを目指すという超過酷企画でした。

そんな企画を、前回までの角屋角成・日向七翔によるチャレンジに続き、今回もWEB上で完全復刻。9代目の旅打ち人となる天香膳一（あまがぜんいち）による日本縦断の旅の模様をお届けしていきます。

2018年8月1日、北海道をスタート地点としそのまま日本列島を南へ。各都道府県でノルマを達成しつつ、1年かけての沖縄到達を目指す今回の旅打ち。企画が進むたび過酷度がアップしていく中、無事にクリアできるのか要注目！

また2018年当時の設置機種ばかりとなりますが、未体験の地での立ち回りの様子はみなさんの参考になること間違いなし！　どんな機種でどのくらい勝っていくのか、その様子もあわせてチェックしてください!!

比較的状況の良かった栃木県では約11万円のプラスと収支の上乗せに成功。オープンしたばかりの店舗が立ち回りやすく、終始安定した立ち回りをすることが出来ました。

次に向かうは7県目となる埼玉県。ここからは、旅打ち過去最高となるノルマ6万円にアップ。さらに店舗数も格段に増えたので、その状況を全て把握するだけでも一苦労。

また、埼玉県は打ち手のレベルも上がることが予想されます。これまでは上手くいっていましたが、自分の立ち回りで常連の方達に太刀打ちできるのかという不安を抱えながら下見に向かいます。

まずは、旅打ちにおいて重要となる地域を選定していきます。今まではその県の中心部を拠点とすることが多かったですが、埼玉県はお客さんの数が多い。競争率を考えるとなかなか難しいと判断したため、少し中心部から離れた地域を選択することにしました。

ここからは前人未到のノルマ6万円。少しの上ブレでは達することが出来ない金額になってきました。そのため、高設定奪取や期待値のある天井・ゾーン狙いが必要不可欠。

まずは、選択した地域を入念にチェック。ホールの状況をしっかりと確認すると、据え置き狙いでの稼働に勝機を見出しました。主にハイエナでの立ち回りに重点を置いて、ひたすら打てそうな台を探していきます。早めに状況を把握できたことが功を奏し、しっかりと台数をこなすことが出来ました。

そして、その中で2日目には凱旋の天井狙いから約4千枚、5日目にバジリスク絆のBCスルー回数狙いからフリーズで約3千枚、6日目には同じくバジリスク絆で真瞳術チャンスから約6千枚獲得に成功！　埼玉県に入った時の不安とは裏腹に、トータル約22万円のプラス収支となりました。

かなりヒキにも助けられましたが、初めに戦略を立ててひたすら実戦し続けることが結果につながりました。しっかりと地域とホールの状況を把握して、その場所に応じた立ち回りをする事の重要性を改めて感じました。次はついに東京都に突入。この勢いで早めのノルマクリアを目指していきます！