※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
サミーは今年(2015年)で設立40周年!
スロマガ創刊25周年を記念し、お届けしてきた当企画。シリーズの最終回となる今回は、パチスロ業界の雄、サミー株式会社(以下サミー)の足跡を振り返っていこう。
今年で設立40周年という大きな節目を迎え、トップメーカーとしての地位を盤石なものとしているサミーだが、もちろん今日の人気獲得に至るまでには様々な困難が存在した。その紆余曲折を、過去の名機を振り返りながら紹介していこう。
また、今回はこの企画のために、未公開資料も大量入手。ここでしか見られないお宝画像や、今だからこそ言える開発の裏話なども掲載しているのでこちらも必見だ!
それではまず始めに、サミー初のパチスロが誕生した瞬間、1982年から話を進めていこう。
サミーパチスロの歴史はエンパイアから!
サミーの0号機はエンパイア・チャンピオン・フラッシュクイーンの3機種が存在。エンパイアは小役抜きによる攻略法が存在するなど、お世辞にも台の完成度は高いとは言えず。メーカーとしても試行錯誤の時代であった事がうかがえる。
アラジンチャンスが2号機を牽引!
集中役の存在で出玉性能が向上!
サミーの起源を辿ると、もともとはクレーンゲームやアレンジボール、ビデオゲーム機などの開発・販売を行っていた「株式会社さとみ」にまで遡る。その関連会社として1975年に設立されたのが現在のサミーの前身となるサミー工業だ。
サミー工業は1981年に日電協に加盟すると、その翌年には同社初のパチスロとなるエンパイアを販売。そこからパチスロメーカーとしての歴史がスタートした。
そしてサミーの名を一躍有名にしたのが、2号機時代に開発したアラジンだ(販売はニイガタ電子精機)。いつまで続くかわからないSINボーナスの集中役「アラジンチャンス」の爆発力、単チェリー出現時のドキドキ感などが、多くのプレイヤーに支持され大ヒット。まさに2号機を代表する名機としていまだに語り継がれる存在となった。
だが、アラジンを筆頭とする強力な出玉増加機能を搭載したマシンが多かった2号機は、その射幸性の高さが問題となり、出玉性能を抑制された3号機時代へと移行するきっかけにもなってしまう。
その3号機時代にはアラジンの後継機となるアラジンⅡ。また、アラジンよりもボーナス出現率をアップさせたミスターマジックが登場。3号機時代は2年と短く、この2機種のみの販売となった。
※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
今回はここまで! 次回(7月28日更新予定)は4号機初期、あのブームを産み出したヒット機種が登場! お楽しみに!!
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