※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
4号機初期にも「アラジン」シリーズを発表するが…

スロマガ創刊25周年を記念し、お届けしてきた当企画。シリーズの最終回となる今回は、パチスロ業界の雄、サミー株式会社(以下サミー)の足跡を振り返っていこう。
今年で設立40周年という大きな節目を迎え、トップメーカーとしての地位を盤石なものとしているサミーだが、もちろん今日の人気獲得に至るまでには様々な困難が存在した。その紆余曲折を、過去の名機を振り返りながら紹介していこう。
また、今回はこの企画のために、未公開資料も大量入手。ここでしか見られないお宝画像や、今だからこそ言える開発の裏話なども掲載しているのでこちらも必見だ!
サミー編第2回となる今回は、4号機初期にサミーを人気メーカーへと再度押し上げたあの機種を中心に紹介!


CT機の大ヒットにより再び人気メーカーに!
初のCTにして圧倒的完成度!
4号機時代の初期と言えば、山佐のニューパルサーやユニバーサルのクランキーコンドルといったメガヒット機種の登場によって、他メーカーが苦戦を強いられた頃。サミーは人気タイトルであるアラジンシリーズで巻き返しを図るも、残念ながら2強メーカーの牙城を崩すほどのヒットには恵まれなかった。
しかし、マツリやテキーラといった技術介入機で一定の評価を獲得すると、1998年にはCT機ブームの先駆けとなるウルトラマン倶楽部3を販売。これがメガヒットを記録し、再び人気メーカーとしての地位を取り戻すきっかけになった。

ウルトラマン倶楽部3のゲーム性を簡単に説明すると、BIGは赤7と青7の2種類が存在し、赤7BIG終了後は必ずCTへ突入。CT中は赤7・チェリー・赤7の塊を目押しすることでコインを獲得できる仕様で、同社初のCTにして、その魅力を多くのプレイヤーに知らしめた。
また、設定6のペイアウトが非常に高いことも話題となり、CT機は面白く夢もある…といった認識が広がると、さらなるプレイヤーの増加につながっていった。
こうして人気メーカーへと返り咲いたサミーは、さらなる機種開発に邁進。そして2000年、パチスロのゲーム性に革命を起こす、ある機能を搭載したのであった。

マツリとテキーラのリプレイハズシ効果は、ハズシ不使用時に比べて+53枚と破格の数値。コアなファンから絶大な人気を誇る、いぶし銀的な1台となっている。

CT機ブームの先頭を走ったウルトラマン倶楽部3。その後継機となるジャパン2は、音とバックライトフラッシュによる予告を搭載し、さらにゲーム性がアップした。

押しづらいBETも良い思い出
サミー機種は思い入れの深いものが多いですわ。まず3号機までの「アラジン」シリーズ。アラジンチャンス「アラチャン」の爆発力はもちろん、BETボタンの押しづらさが記憶に残っております(笑)。そして4号機では超技術介入機「マツリ」、今までには有り得ない機械割をCTで可能にした「ウルトラマン倶楽部3」。また、「初液晶搭載機」や「初AT機」といった斬新な台を多く登場させ、それと共に大手メーカーへと躍進していったイメージですね。
※当該記事は2015年発売の「パチスロ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。
今回はここまで! 次回(7月30日更新予定)は誰もが知っているAT機ブームの火付け役! あの名機の登場をお楽しみに!!
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