◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【パチスロ名機】機種名長すぎィ!…の、大量獲得ストック機

4号機 名機

※過去の「栄光なき名機たち」記事

チワッス、あしのです!

パチスロ界に燦然と輝く名機たちの傍らでひっそりと咲く佳作を紹介するこちらのコラム、今回はエレコの「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」を紹介します。

これは長過ぎる名前(実際に長い間パチスロの機種名の長さとしては一位だった)のインパクトで有名なんですけども、どんな機種だったかというのを思い出せる人はまあまあ少数派な気がします。

というのもこれが稼働してた時期のホールは一種異様な状況でして、当時の新台たちはだいたい、馬鹿みたいに盛り上がり始めた「北斗」にリアルタイムで割を喰ってたわけです。

2004年3月に出た「エノカナ」はまだギリギリでマシなほうだったとしても、もう6月越えたらみんな北斗しか頭にない状態になります。

4号機 名機
エレコ/4号機/2004年

どんな台だったっけ?

したがって店としてもフロアを潰して全部北斗に入れ替えたりあるいは店全体を北斗専門店にしたりといったことを画策してたんですけど、それと同時に最終26万台まで設置を伸ばしつつあった「吉宗」のほうの対応にも追われてる最中であり、かつ、店内を見渡すと、平和ブランドとして歴代1位である12万台のヒットを飛ばした「主役は銭形」もほぼ同時期だったりね。

同じエレコですら10万台ヒットの「花火百景」がまだ全然現役でしたし、サミー系ではやがてロデオも「鬼武者3」が12万台クラスのヒットを飛ばしますからね。

てか同じ月に発売されてる機種だけみても、「ガメラハイグレードビジョン」と「天下布武」がありますからね。地味に激戦オブ激戦です。

要はこの時期はとにかく店内のスペースを確保するのが大変な時期であり、ヒット機種を除けば全体的に設置が短期間化していた時期なのです。

マジで当時は先週入った機種がいつの間にかもう無いとか普通にありましたし、1回か2回くらいしか打ったことない機種もこの頃は大量にあります。

「デスバレー」とか「デカダン」とか気づいたらすぐなくなってました。あと「タイヨーボウリング」とかね。「ピカゴロウ2」ですらすぐ無くなったもん。

名機 パチスロ

そんな中にあって「エノカナ」がどうだったかというと、これはマジで健闘はしてました。

今でこそ大したことないんですけど、当時は芸能人タイアップというのがまだ珍しい時期でしたし、特に若い女の子となると多分これか同時期の安西ひろこかのどっちかが世界初のハズ。

名前の長さもいい意味で注目を集めてましたし、ホールのレイアウトがコロコロ変わってた時期としてはそれなりに印象に残ってる方なんですね。

だってオレ、エレコがこの「エノカナ」の直前に出した「アステカリターンズ」はマジで全く覚えてないですし、100%触ったハズなのにそんな気がちっともしない。

何かイルカが出てきたなとか複合役があったなとか、微妙に覚えてる時点でコイツは当時の機種としては全然優等生ですし、スペックに関しても大量獲得のストック機だったなって分かる時点でだいぶ偉いッス。

で、その上でこの機種がどうだったかというと、ほんとにそのご時世とこの機種の特徴を反映しまくっており、もう、何もかもがうろ覚えなんすね。

全くわからないわけでも忘れてるわけでもないんですよ。インパクトがあったから。微妙に覚えてる。

なんかチャンス目で解除抽選してた気もしますし、たしか「大航海モード」みたいな名前のすげえ連モがあったのも微妙に覚えてる。

だから知らないわけじゃないんですけど、どんな台だったか説明しろといわれても腕組んで「う~ん」ってなるんですよ。

そして「エノカナ」については当時打ってた人の、多分7割くらいはオレと同じ状態だと思うんですね。

絶対知ってるし打ったことあるハズ。

でもわかんない。そんな台なんです。「エノカナ」は。

あとついでに言うと「安西ひろこ」もですわ。あれもチャンス目解除だったんだよなぁ確か……。

以上! また来週!

アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合