パチマガスロマガFREEをご覧の皆々様、この度こちらで拙くて読んだ後に「時間を無駄にしたなぁ…」と思うような文章を書かせていただくことになりました。マセキ芸能社のお笑い芸人「あきげん」の秋山です。

芸人としての秋山は知らないけど、ハイエナクソ芸人としての秋山なら知っているという方もいるとは思いますが、初めましてなので自己紹介の代わりに、秋山がハイエナ芸人になるまでを簡単にお話したいと思います。

18歳で大きな夢と野望をボストンバッグに詰めて上京した秋山君は養成所で今の相方と出会います。コンビ結成からのスタートダッシュは戦国コレクション4の純増ぐらい速い、あっという間にライブで人気になり、様々な事務所から引く手あまた。その結果、マセキ芸能社に所属することになります。

二十歳の秋山君。見て分かるとおり…スーパー勘違いしていました。

どんな仕事でもそうですが下積み時代は辛いモノで、秋山君もコンビニの夜勤をしながら東中野のアパートに同期の芸人と二人で住んでいました。そんなある日、後輩の芸人に誘われパチンコ店に行くことになります。

今までパチンコに触れてこなかった秋山君は「遠隔」とか「怖いお兄さんに恐喝される」とかを信じていたのでビビりまくっていたのですが、後輩から実際のパチンコ店の状況や、秋山君が大好きな漫画の「北斗の拳」のパチスロがあると聞き、初打ちをした秋山君はまさかのビギナーズラックで大勝を収め、人生を大きく左右する運命の扉を開いてしまいました。

そこからの転落（飛躍？）は目覚ましく、すぐにパチスロ雑誌を買い「○○Gから打てばプラス」の文字に踊らされ、バイトを辞めてハイエナだけで生きていくことを決意します。ただ、この時はまだ「先輩からの突然の飲みの誘いや、仕事関係の方との付き合い」を、バイトを理由に断らなくていいという「夢と野望のためのハイエナ」でした。そしてその努力は芸人として実り、深夜のコント番組のレギュラーや、皆々様もご存知「世界の果てまでイッテQ」に出たりしました。

ほんの一瞬ですが売れるかも的な雰囲気に手が届いたのも束の間、レギュラーだったコント番組は終わり、徐々に仕事もなくなっていきました。普通であれば不安にかられ、自暴自棄になってもおかしくない状況ですが、秋山君には不安はありませんでした。なぜならば、秋山君には「ハイエナ」があったからです。

仕事が減り、収入が落ちてきた部分をハイエナで補填し始め、気づけばハイエナが秋山君の本業になっていました。ここからは皆々様が知るとおり「ハイエナで家族を養うクソ芸人」の秋山君になっていくのですが、ライターデビュー秘話やハイエナの結婚話など、長編スペクタルになってしまうのでまたの機会に。

次回からはハイエナの稼働のことをメインに書いていこうと思うので、興味がある方は是非。興味のない方は無視して下さい。最後になりますが、いちお本業は芸人なので、芸人としてファニーでマーベラスな面白い言葉で締めたいと思います。

おちんちん