※この連載は元パチマガライターにして現人気YouTuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」を軸に吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

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スロットについて前回は語った。

パチンコも同じである。

パチンコも古くはハネモノの元祖ゼロタイガー、三回権利や一発台、確変2回ループの花満開や源と、出玉力が増せば増すほど人気になってきた歴史がある。

確変50%時代(海3Rや新海時代)は今以上に若者がパチスロに流れパチンコの競争率が低く勝ちやすかった。でもパチンコは人気がなかった。

なぜならみんな4号機のとてつもない出玉力に魅了されていたから。海のシマに若い人がいると驚くほどパチンコをする若者は少なかった。

当時は等価のパチンコはほとんどなくて、2.5円が主流。3円が高交換と呼ばれていた時代。パチンコは「連チャンしない」「出しても安い」。それに対してスロットは等価が増えていた。当時はパチンコとパチスロの交換率をバラバラにしてもよかったため、パチンコは2.5円だがパチスロは等価かそれに準ずる枚数の店が多かった。

もちろん7枚交換の店もあるにはあったが、等価や6枚交換に駆逐された。

パチンコは当てても単発なら2000発あるかどうかで2.5円なら1回5000円になるかどうか。

一方スロットはノーマルA400でも1ビッグ400枚で等価なら8000円。

パチンコとパチスロでは戻ってくるお金に大きな違いがあった。

当時のパチンコでは5万円負けるなんてこともほとんどなかった。交換率が低くスペックも辛かったので回ったのと、そもそも5万円も突っ込んだら取り返せないからそこまでにヤメる。逆にパチンコで5万円勝つのはとても難しかった。

逆にパチスロは5万円以上の大勝も狙えた反面、当然ボロボロにやられることもあった。4号機時代は低設定でも勝てた！ とか言ってる奴よくいるけどさ。あのね、4号機がそんなに打ち手に有利で勝てたなら、なんであの頃あんなにバカスカバカスカとパチスロ専門店が増えていったのか？ 4号機で店が儲かったからパチスロが増えていったんだよ。

そして4号機が規制され、今度は1/500のパチンコが登場するとみんなこぞってパチンコへ。5号機でパチスロは終わったと言われ、高設定でもみんな打たないというありえない時代だった。

これ、最近でも似たようなことあったべ。

6号機になって、パチンコにP機が登場、ここまではまだスロットも頑張ってた。5号機の主力がしばらく残ってたから。その後5号機が消え、6号機だけになったあの時代だ。

P大工の源さん超韋駄天～2年ほどの期間。ユニコーンやエヴァ未来、リゼロ鬼がかりなどのヒット機種が次々に生まれ、みんなこぞってパチンコを打つようになった。

スロット演者さんも6号機では視聴がとれないと嘆いていたのを覚えている。

このことから、遊べるパチンコ・遊べるスロットなんて大衆は求めてない、求めていても少数なのだ。

だからもう遊べた時代には戻らないんだ、悲しいことだけども商売なんだから当然だ。

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