チワッスあしのです！

ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらの企画、今回はペンネーム「ヘンター」さんからのお便りをご紹介します。

こんちはヘンターさん。

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昔「爆釣(AT)」の台を「時間無いんで良かったら…」って譲って貰いましてそこから8000枚出たんですよね。
(翌日その人にお礼しようと探しましたけどそれから会えず)

数日後にはその勝ち分無くなりましたけど（笑）

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おー、出た。爆釣。これ主人公のなまえ「アシノくん」と言いまして、実は俺の名前もこっから付けてるんですよね。だからなんだって話ですけども。

これはAT中の台を譲って貰ったっていう事だと思うんですけども、そうそう、ホールってこういう「いい人に助けられた儲け話」みたいなのも結構あるんですよ。

この企画は連載の趣旨上、どうしてもヤベーやつの話に偏りますけども、たまにはこういう良い人系の「ホッコリ話」があってもいいじゃない。

と思ってたらペンネーム「依存症」さんからははこんなお便りも。

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先輩の話しになるのですけどパチスロであまりに負けてムカついた時はコイン投入口にアロンアルファを流し込んでました。

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5月30日にアップしたお便り回では「上皿にワンカップを流し込んでたおばちゃんがいた」という目撃談があって大層驚いたもんですが、アロンアルファは流石に器物破損がすぎてイタタタってなりますな。

薬液自体はおそらくはセンサー部でとまると思いますが少なくともその部材は交換が必要になりますし、最悪メダル投入口の奥の方でメダルが接着されちゃうと原状復帰がめちゃくちゃ難しくなるんじゃないかなァ。

なんにせよヘンターさんの「爆釣」の話とはド偉い温度差がある話なんですが、これがおそらくはあんまり変わんない時代のホールで起きたエピソードであるというのがなんとも面白い。

ぱちんこ屋さんというのは勝ち負けがありますし、その勝負の結果が現金を介して晩飯のメニューに直接に反映されるというすげえ特性があります。

したがって負けが過ぎると「なんとかして復讐してやろう」と考える粗忽者も出てくるわけで、その中でもラディカルな人は便器を破壊したりゴーゴーランプに根性焼きしたり、あるいはメダル投入口に異物を流し込んだりするわけです。

いまはね、流石に「パチンコ・パチスロの筐体はクソ高い」というのが周知されきてるんで筐体にダイレクトアタックを敢行する粗忽者は減ってきてるんですが、それでも台パンとかはまだいるわけで、これは明確に「良くないですよ」と、改めて周知しておきたいところ。

これをお読みの紳士淑女の方々は、決してそのようなことをなさらぬよう、改めてモラルの徹底を呼びかけときます。

んで話を戻しますと、これがすごく味わい深いなぁと思うのが、そのアロンアルファを流し込むような先輩だって、めちゃくちゃ勝ってて心が澄んでる時は、ATストックが余ってる爆釣を「兄さんこれ打ちなよ」って他の人に譲ったりすることもあるんですね。

要は今回のお便りのヘンターさんに台譲った人と、台にアロンアルファ流し込んだ依存症さんの先輩が、絶対に同一人物じゃないなんて誰にも断言できないんですよ。

普通はないじゃないですか。ホトケみたいな人はどこいったってだいたいホトケ様ですし、オラついてる人はオラついてる。

でもパチ屋は勝ち負けがありますからね。AT機の天井2ゲーム前でREG食らったりするとガンジーとかキング牧師だって台にチャランボすると思いますし、そのREG終了後にAT突入して万枚出たら「非暴力！」って、やっぱ改めて言うと思うんですよね。

やっぱホールって独特ですね、いろいろむき出しになるし、改めて面白い場所だなぁと思います。

以上！　また来週！