※この連載は元パチマガライターにして現人気YouTuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」を軸に吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

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さて、鳥貴族さんにおける面接だが、面接そのものは上手くいけた自信はあった。

もともと接客業経験はあったし、ライター稼業って孤独になりがちなもんで、もしもいつかマガジンをやめたら接客業に戻ろうとは考えていたくらいだ。

で、ここでの面接における試験でパチンコが役に立った。期待値計算だね。

よくある試験で、原価〇〇円で、利益率〇〇にするにははたしていくらで売ればいいか？とかそのような問題。

この問題もほぼ解けたので、受かるんじゃねえかなあ？とは考えていた。

そして12月、クリスマスも近づいてきたころ、板橋区大山にあるお店で稼働していたとき、電話がかかってきた。

「近藤さん……採用です！」

その場でガッツポーズを決めたのは当然である。

こんなパチンコしかしてこなかった40歳を採用してくれる、必要としてくれる場があるんだ……。

メンヘラ・ネガティブと言われがちだが、どうしても自分に自信が持てなくてなあ。

ただ、1月はアルバイト採用でまずは様子を見て、大丈夫そうなら2月から正社員、という形になった。

これはおそらく、入ったはいいもののキツくてすぐやめちゃう人が多かったからだろうね。

もちろん募集要項どおりの勤務体系だったよ。ただ、未経験者が11時間拘束をいきなりやるのはきついもんがあるのは間違いない。

自分も最初はついていくのがやっとだった。

そのかわり、人生で何も積んでこなかった（パチンコの期待値だけ積んできた）人間が得られるはずがないような給料だったのも間違いない。

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