絵柄マニア・オノルがアツく語る
パチスロ攻略マガジン内・オノル氏による連載コラム「アイムエガラー」2009年掲載号より順次転載
立ち見客が出るほどの大人気マシンとなっている「ミ リオンゴッド~神々の系譜~(以下ミリゴ2)」。
おかげ様で僕も順調に負債を増やしています... ってそんな話はさておき、そのミリゴ2ですが、リールを良く見ると7絵柄だらけ。
初代やゴールドXを打った方には違和感がないかもしれませんが、初めて打った方は小役もリプレイも7絵柄ってことに驚いたのでは?
そしてこの7絵柄なんですが、ちょっとした秘密があるので今回はそれにまつわるお話でもいたしましょう。
ユニバーサル系マシンの7絵柄といえば、伝統の7絵柄 (ダイナミックサンダーVや銀河英雄伝説のGSR中に大きく表示される、あの7です)が有名であり、ある種同社のトレードマークのような存在。
しかし、 同社グル ープ・ミズホ社製のマシンは少し違った形の7絵柄も使い続けていたのを知っているでしょうか?
その7絵柄とは、ズバリ! ミリゴ2のモノ。
下のカコミを見ると分かりますが、伝統の7絵柄の形を残しつつも、右肩部分の角度がほぼ直角になっているのが最大の違いです。
では一体いつからこの7絵柄が使われたのでしょうか?
答えは今を遡ること約12年前の1999年4月に登場した「クリスタルステンド」という機種。
かなりマ イナー機なので当然設置店は少なく、見たことすらない人がほとんどだと思いますが、この機種の7絵柄こそが、その後ミズホ社の伝統となる7絵柄の原型なのです。
クリスタルステンドに始まったこの7絵柄は、続くCT機「ワードオブライツ (1999年8月) 」で全体的に角ばった形に進化し、大量獲得機 「マリーンバトル (2000年3月)」でほぼ完成させ、初代「ミリオンゴッド (2002年5月)」へと継承されたのです(実は完 成されたのは「プルクラット」というマイナー機種な んですが)。
そしてその後登場した「やじきた道中記X (2003年7月)」「安西ひろこの黄金の秘宝X (2004 年2月)」…と、その絵柄は受け継がれ、現在に至ります。
残念なことに5号機になってからこの7絵柄は「モエるまりんバトる」とミリゴ2でしか使われていません。
個人的に好きな7絵柄の1つだったので、是非今後もミズホ社のマシンでは使用してほしいところです。
それから余談になりますが、 実はエレコ社がよく使用する伝統の7絵柄も他のものとはチョット違うんですよ。
右肩の切り込みの角度が浅いんです。
これはエレコ社の デビュー作となる「チェリーバー」の7絵柄とほぼ同じ角度になっているから... ってそんなマニアックな話知り たくないですよね (汗)。
ではまた次回!
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