
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問にふわっとした形を与えるこちらの企画、今回のネタは「不人気台の値崩れがエグい! ならもう全台中古で良くね?」というもの。
なるほどなるほど。つい最近もとある新台の取引価格が稼働1ヶ月で3万円くらいまで下落したということで話題になってましたけど、まあこればっかは水物なので仕方ない。
というか台の取引価格が上がろうが下がろうが、すでに購入してる店からするとあんま意味ないのでは?
はい、それが実はめちゃくちゃ意味があるんですね。
この辺は意外と知らない人も多いかもしれませんが、パチ屋さんにとって「自分たちが購入した機械」というのは立派な「資産」なので、これを高値で売って差益を得るというのは、めちゃめちゃ重要な収入源になります。
んで、パチ屋の周辺には「機械選定が上手い」とされる店長とか購入担当さんとかコンサルさんとかが沢山いるのですけど、この選定というのは単純に稼働がちゃんと付くかどうかはもちろん「値上がりする台を選ぶ」というスキルも含まれてるそうです。
そういう事情があるので、期待されてた台がコケて取引価格がクソ下がった時に店長とかコンサルさんの断末魔の悲鳴がSNS上で物悲しく響いたりするわけで。
そういう場合は「さては上がるからっつって周りを説得して導入しちゃったんだな」みたいな感じで生暖かく見守りましょう(マジで笑えないんだけどね)!
それを踏まえて「全部中古で良くね?」なんですが、実はこれ売買差益を狙わずに、可能な限り機械台を使わずにやっていく、という方向の運営だったら実はたくさんの実例あり。日本各地に「この店は新台は入らないけど設定は無茶苦茶入ってる」という店があります。
オイラはとあるお仕事でモロにそういう指針でやってるお店の店長さんに話を聞いたことがあるんですけども、やっぱ新台がないと稼働がキツイんじゃないかなという取材側の疑問に対して、その店長は「キツイっちゃキツイけど、新台が無いなら無いでイケはする」みたいな感じでフツーに答えてくれました。
ただやっぱ中古メインだとどうしても「人気台が(高すぎて)買えない」というのはあるようで、そのへんはうっかりすると200万とかにタッチする事すらある中古機をメインにしてる宿命っすな。
だので、そういったお店は往々にして「珍古台(※古い機種・珍しい機種)」がメインで、オイラが取材した店も一世代前の6号機のパネル違いバージョンとか見たことないような機械が並んでて中々興味深かったッス。しかも特日に設置台数以上並ぶような人気店だったんで、ほんとこの辺は「やり方次第」だなぁと思いました。
はいというわけで本日のネタである「不人気台の値崩れがエグい! ならもう全台中古で良くね?」に対応する答えがコチラ。ドン!
その値崩れした中古機たちを並べてボコ出しする人気店もあるんで、パチ屋だけでちっちゃい食物連鎖が完成してるぞ!
はい以上! 今週はここまで。また来週~!


