今は我慢の時期なのか
それともこれが続くのか…
某月某日 危機的状況だ。2度目の緊急事態宣言が発令されてから、近所のホールの釘状況がかなり悪い。ただでさえもう1年近くも厳しい状況が続いている。思えば、1度目の緊急事態宣言の時に俺はどこかでこう書いた。
「ホール状況が厳しくなっても、自分が打てる台は1日1台。釘が良化する台が減っても見つけられるから大丈夫」と。だが蓋を開けてみれば、良化幅が狭くなる……つまり時給を低く設定して打たざるを得ない状況になってしまった。そして現在はさらにその傾向が強まった……。
いや、労力的なことから言えば時給500円だっていいよ、極端な話。ただ座ってるだけなんだし。だが本当に時給500円計算の台を打ってしまうと、現実的にはパチンコ生活者として成り立ちにくい。
年間100万円分くらいの欠損(確率のムラにより獲得できない出玉)はありえるからね。そうなると、年間3000時間打っても50万円しかプラスにならない。年間2000時間なら稼ぎナシだ。そう考えると時給1000円くらいのラインが極限なんじゃないかな。危機感を感じるというのは、今まさにそのラインに迫ってきてるからだ。
まあそんな中でも細々とやってきたわけだが、ここ数日はまさに時給1000円の台も見つけられない状況。おまけに主戦機種として長く打ってきた「大海4」がホールから消え、代替機種として導入された「大海4スペシャル」は前々回書いた通り主戦機種にはならない感じ。
この日もA店(28個交換)で良化した台があったが、まあ足りないだろうなという見た目。そして打ってみるとやはり足りない。ここ数日で何度も繰り返してきた立ち回りだ。
そんなわけで、この日は新たな狙い目機種を探すべく、打ったことのない機種を試し打ちしてみることにした。この日と後日打った何機種かのファーストインプレッション的なものをまとめてみたので、参考にしてください。
P FAIRY TAIL2 JQD(1/199.8)
ヘソが1個戻しで脇の賞球口が5個戻し。賞球ありきのゲージだが、現在は多くのホールが賞球口に入るような状態にはしていない。
よって、釘はヘソが通報レベルの曲げチョメチョメになってないと回らない。メーカーの意図とホール状況のズレが生み出した可哀想な機種。控えめに言って無理。
Pとある魔術の禁書目録
これも同じくヘソ1個で脇の賞球口5個で、ちょっとやそっとの釘状態では勝負にならない。川口春奈のCM(メディキュット骨盤スパッツ)の感じで半笑いの「無理」。
PA花の慶次~蓮
どいつもこいつもヘソ1個戻しだな!(怒) ミドルタイプのやつと同じゲージだとすると、これもヘソが曲げチョメチョメされてないと厳しい。
だって、3個戻しだったミドルタイプでもプラス状態じゃないと回らないゲージだったからね。黒人のチンポを目の前にした小柄なオンナの感じで「無理」。
P貞子3D2~呪われた12時間~
ワンツー打法で出玉は表記よりも多めに取れそう。普通打ちだと一定のタイミングでしか右アタッカーに到達しないので、効果はありそうだ。
今回紹介する機種では唯一の好印象。ただ、設置が少ない……。ちなみに、ヘソは2個戻し。
~まとめ~
なんか、スペックもゲージもアマくなってないのにヘソ戻し数が減ってるのが多いな。もう普通に4個戻しとか無いのね。これ、打ち手が回ってるように感じる罠だから気をつけてね。
現状としては、海シリーズか大工の源さん(超韋駄天)か花の慶次~漆黒くらいしかオススメできない。あ、あと北斗無双か。結局ね、勝てるような釘状態になるのは、ホール側が「これは長期設置が見込める」とふんだ機種のみ。つまり、古い機種にしかチャンスはないかもね。
釘言実射編:CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃
寄り周辺
脇のこぼしは角度が悪く、ある程度のこぼれ玉は致し方なし。その分、風車上はプラス状態であってほしい。
ヘソ周辺
根元のサイズ的にはカラそうだが、玉に躍動感がつきやすいゲージなのか、極端なプラス状態じゃなくても回る可能性がある。4個戻し。
盤面右の賞球口周辺
右打ち時の獲得出玉数はこの賞球口次第。現実的にはマイナス状態の度合いの小ささで判断することになるだろう。ノーマル状態なら御の字。3個戻し。
(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP1990, 版権許諾証YCA-239