
※秋山良人の過去連載まとめはコチラから。
かつての三種の神器も今では…
読者の皆々様はテレビの最高視聴率をご存じですか。
秋山が検索してみたところ1963年12月31日のNHK紅白歌合戦の81.4%で瞬間最高視聴率は五月みどりさんの「一週間に十日来い」で85.3%だったそうです。一週間に十日来いという疑問符しか浮かばないタイトルが気になって歌詞を検索したところ、飲みっぷりなら日本一のいい男が飲みに来たから、飲み屋のママさんが一週間に十日来いと酒場ジョークをかます歌だと秋山は読み解きましたが、この歌の内容は本筋ではないので以上になります。
当時はテレビしか見るモノがない時代だったので、このようなとんでもない視聴率になったわけですが、様々なプラットフォームがある昨今テレビがどうなっているかは…言わずもがなですよね。もちろん、テレビの制作サイドもアホではないので、新規の視聴者を獲得するために様々な試行錯誤をしながらも、既存のユーザーを大切にするため、秋山のようなおじさんから上世代にフィットする番組が増えたように感じます。では以上を踏まえたうえで、本題に入りたいと思います。
カオスな市場で生き残るために必要なこと
上記のような流れはこの業界でも同様で、雑誌だけだったところからCS番組が始まり、ニコ生やYouTubeなど多種多様なプラットフォームが生まれました。選択肢が増えるということは分散するということなので、全ての顧客を一手に引き受けていた雑誌はCSの登場で顧客が分散し、ネット動画の登場でさらに分散した結果が今の状況です。
実はこの流れはライター業界にも訪れていて、ライターから演者にインフルエンサーと、右肩下がりの斜陽産業なのに毎日のように新たな客寄せパンダが増えています。もちろん、秋山のような芸人崩れや、アイドル崩れなどの亜種も続々と参戦しているのでカオス極まりない状況になっています。そんな来店マン戦国時代になった昨今で生き残るために一番重要なのが顧客の確保です。
ファンやオ〇ンポ騎士団など名称は様々ですが、より多くの顧客を獲得することが売れっ子への修羅の道で、各々が多種多様な手法でファンを獲得しようと躍起になっていますが、大切な根本に気づいていない方々が増えているように感じます。それは顧客の絶対数と質です。秋山が小耳に挟んだところCSではパチスロより、パチンコの番組が人気だそうです。これは昔から好きで入っていた方々にパチンコユーザーが多いということだと思いますが、YouTubeではパチスロの方が人気だと聞きます。これを踏まえれば自分の置かれている現状を加味して人気者になるためにどちらをメインに遊技するか作戦を練れますよね。
これはSNSも同様でそのプラットフォームを使っている顧客に的確にヒットしなければいけないわけです。そして、この業界のメインプラットフォームはXなのでXの顧客をピンポイントでツモって人気者にならなければ、一週間に十日来店するレベルの金持ち生活を送ることができません。そうなるためにXの顧客が求めているモノ…それを秋山が個人的にインプレッションから考察した結果がエロと嫉妬と対岸の火事です。
某まとめサイトの記事で新台などのインプレッションの何十倍もインプレッションを稼ぐのが「オフ会が高かった」とか「〇〇さんと〇〇さんが揉めている」などの下世話記事ですからね。もちろん、真面目にパチスロのことを綴ってバズるパターンもありますが、それは稀有ですし、継続することが難しいと思います。
いかがだったでしょうか。上記はあくまでもXでの話なので、YouTubeになれば顧客は変わりますし、求めているモノも変わると思いますが、XのポストやYouTubeのコメントを見ると、この業界の顧客はエロと不祥事を好む民度の低い顧客が多いように感じます。その中で人気者になるためには揉めず偉ぶらず品行方正で粛々と続けるよりも、自己主張を強め、揉めたり極論を叫んだりしてアンチを増やすことも知名度を高めるために必要かもしれませんね。
最後になりますが、秋山は以上の分析を踏まえ後者は向いてないと思うので一週間に十日ハイエナすることになっても、真面目に粛々とやっていこうと思います。そして読者の皆々様はお気づきだと思いますが、秋山もエロと不祥事が大好きな民度の低い人間なので、今後も業界の炎上を肴に素敵な晩酌ライフを楽しむ所存です!
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