※この連載は元パチマガライターにして現人気YouTuberのジャイロ(旧ジャイロキャプテン)が正攻法とオカルトのハイブリッド理論「ジャイ論」を軸に吠えまくる毎日更新コラムです。記事内のすべてはジャイロ個人の感想、妄想、怨念ですのであしからず……。

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さて前回は地元三島のホール状況ががらりと変わったお話をした。

若かりし頃遊んだホールがなくなっていくというのは

昔遊んだ空き地や公園、職場やおもちゃ屋がなくなっていく、そんな感覚。

まずは地元三島ではなく、第二の地元とも言える埼玉県朝霞市のホールを語ろう。

当時、「LN制だがお昼までに当たれば無制限」というホールをメインに動いており、そのひとつが朝霞にあった「オリンピア」というホール。下赤塚やほかの地域にもあったから聞いたこともある人は多いかもしれない。

「一度は専業」を夢見るのはパチンカス全員の共通認識。私も例外ではなくこの思いはあった。

ただ、さすがにそれは怖いのと、当時は新宿小田急エースのロッテリアでアルバイトをしており、バイト先の仲間全員めちゃ仲良しで本当に楽しかったのでやめるつもりもなかった(人生で一番楽しかったのはこの時期)。

さて話を戻すと朝霞のオリンピアで打っていたのは「ニューロードスター」「Fパンチアウト」「ナナシー」などがメイン。

パンチアウトは回転率はそこまででもなかったが、時短220回転の大当りを獲得すると、時短が終わるころには大当り1回の出玉と玉増え分で3000個入るドル箱が一杯になったのよね。1回転あたり6個くらい増えてたんじゃねえかな？

この3機種は勝ちの理論をしっかり身に着けたあとで打つようになった機種で思い入れも深い。

ただ、まだ若く、ホールの事情も知らなかったボクは「勝ち続けると因縁つけられて追い出されるかも」「プロ認定されたらどうしよう」と不安な気持ちで打っていたのである。

そしてついにその時がきてしまう！

ホールスタッフのおじちゃん「おにいちゃん！ 今日も出してるねえ！」

ボク「あ、はい」

やっべ・・・ついに気づかれた・・・これもう出禁かなあ？

と思ったわけだが、全然そんなことはなく、単によく来るから覚えていただけって話だった。

よく考えたら頻繁に抜きにきていたわけではなく、他のお店とローテーションを組んで打っていてこのお店では週に2回くらいで抑えていたわけだし、考えすぎだったね。なおこの数年後、ホールで働くわけだが、勝っているからと追い出されることはそうそうないことも知った。

オリンピアのこの件以降はいろんなホールでホールスタッフにビビることなく打つようになったし、むしろ仲良くなることが増えていった。

もちろんオリンピアでも行くたびにおっちゃん店員と和気あいあいと話していたよ。

ただ、このあと三島に引っ込むことになり、4年後に再度上京したときはホールそのものが無くなってて悲しかった。

そうそう、最近はホールにも余裕がなく出禁関連もだいぶ厳しくなっているとは思いますが、ホールのルールを守りつつマナーがしっかりしてれば、そう簡単に追い出されることはないと思うので安心して勝ってくださいね！

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