
はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第47回。
6号機になっても「沖ドキ」シリーズや「ハナハナ」シリーズなど、ヒット機種が登場し続ける「沖スロ」。通常のパチスロのコインは25φ(=25mm)ですが、沖スロのコインは30φ(=30mm)となぜか大きめになっていますよね。
今回は、なぜ沖スロのコインが大きいのか!? そして、「沖スロ」とはいったい何なのか!? を解説していきたいと思います。
「沖スロ」とは!?
《2つの条件を満たした機種》
・完全告知(ほぼ先告知)であるパチスロ。
・30φのコインを使用するパチスロ。
…以上の条件を満たした機械を一般的に「沖スロ」と呼んでいます。

《歴史》「トリプルクラウン」シリーズの覇権の秘密!
「沖スロ」はその名の通り沖縄が発祥の地で、1号機の頃から存在します。1~3号機まではアップライト型のかなり大きめの筐体で、アメリカ仕様のスロット同様に筐体右に大きなレバーが付いている機種でした。当時はドル箱ではなく、大量の大きなコインでも運びやすいようにバケツを使っているホールもあったとか。

そして、4号機時代に本土と同様の筐体サイズとなり、それに伴いレバーも現在の大きさになったのです。そして、このサイズ変更の際、アップライト型と同じ告知を取り入れたのが、マックスアライドの「トリプルクラウンⅡ-30」であったこともあり、通称「バット」と親しまれ、沖縄での地位を確立したのです。

30φを使用する理由
沖縄では戦後、アメリカ軍の軍人たちが多く生活していたこともあり、米国製のスロットマシンが遊技されていた。そして、このスロットをプレイするにあたっては、現在のパチスロと違い、当時の流通貨幣の「25セント」や「50セント」が使用されていた。そう!現金を使用するガチギャンブルだったのだ(笑)。
この流れから、沖縄のパチスロでは「50セント」硬貨の大きさに近づけた30φのコインを使用するようになったというのが有力説なのです。
まとめ
昔の沖スロは非常にギャンブル性が高かったこともあり、トイレに「ここで首を吊らないでください!」と書かれた貼り紙もあったとか…。バケツいっぱいに大量コインを入れている人も居れば、朝から晩まで当りなしなんてことも…。虚心の先輩連中は、こんな当時の本場の沖スロ談義だけで一週間語り明かせる連中ばかりだ。
スマスロの「南国育ち」が出た際に「-30」が付いてないことを、虚心は本指名嬢の退店の如く寂しく感じた(笑)。
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