47枚貸しが収支に及ぼす影響
パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2014年4月号より順次転載
以前もここで書かせて頂きましたが、この数ヶ月で都内ではコインの貸出枚数を1000円47枚もしくは48枚貸しへ変更するホールが急増しました。
コイン1枚あたりの貸出料金が上がれば売り上げが増すので、ホールにとっては増税対策の一環だと思われます。
そして打ち手にとっては、遊技にかかるお金と戻ってくるお金が増すので、ギャンブル性がより高くなるという事になります。
さて、ギャンブル性が向上するとは言いましたが、それは短いスパンでの話です。
47枚貸しの場合、1枚あたりのコインの値段は21.27円。1枚20円よりも6.4%ほど価値が上がっており、等価交換ならばそれがそのまま収支に直結するので、20円スロを同じゲーム数打った場合と比較すると、6.4%増減された収支になります。
確かに、コイン単価が上がるほど短いスパンでのギャンブル性は上がります。
しかし実際は収支の推移速度が速くなるだけなので、長期的にパチスロを打ち続ける僕らのような人間には、むしろ望まれる変化ということになります。
ただそれは、現在と状況が変わらなければの話。
全体の高設定投入率が下がれば、いくら6.4%の恩恵を受ける事が出来ても、トータル収支はダウンしてしまいます。
ですが今のところは、21.27円スロだから有利不利と言えるほど、立ち回りに影響を及ぼしてはいません。
たくさん出た時にいつもより得られるお金が多くてラッキー! という程度の感覚です。
設定狙いの場合、高設定なら期待収支はアップしますが、低設定を打つといつもより負けてしまいます。
つまり、常に高設定(もしくは低設定)を打つ立ち回りでない限り、6.4%程度の増減率ではトータル収支にそれほど大きな影響を及ぼす事はないと思うので、21.27円スロでも20円スロと同じ感覚で打つべきだと思います。
天井・ゾーン狙いに関しては、期待値がマイナスになることがないので6.4%増の恩恵をそのまま受ける事が出来るうえ、ボーダーにも若干影響を及ぼします。
仮にボーダーを+1000円にしている場合、21.27円なら+940円から打つ事が出来るので、ハイエナの効率は設定狙いよりも上がると思います。
ただ、それに捕らわれ過ぎると20円スロ店舗のチェックが疎かになりかねないので、こちらも多少意識する程度にしてますね。
さて今回のデータは、48枚貸しの店で打ったパチスロモンキーターンⅡ。
朝イチリセットでヒットすると、そのまま怒涛の天国ループ。
設定推測に悩む前に勝負が決するという理想的な展開でフィニッシュ。
20.83円なので、普段よりも換金額が多くちょっと得した気分でした。
都内ではどんどん高等価の店が増えてきているので、20円と比較してどのくらい期待値に差が出るのか覚えておくのも、今後は重要だと思いますよ。
現在のヘミニクから一言!
スーパー等価について語っている内容ですね。
思えば都内がスーパー等価だった期間は2年くらいで、その後非等価へ移行しました。
このタイミングでベース設定が1から2に変わった印象。
(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト
(C)YAMASA
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