現在ホールで活躍している数々のシリーズ機。そのすべてに数多の前身機が存在し、そこから各シリーズ機へと人気マシンの遺伝子が後継機へと受け継がれている。

となれば、気になるのはそのシリーズ機の起源（ORIGIN）となる「初代」マシン。はたしてそこからどう発展し、現在の最新マシンへと変貌を遂げて来たのか。

この「名機 the ORIGIN」ではそんな「初代」マシンにスポット！　最新の人気シリーズマシン、その元祖となる機種を知ることで最新シリーズ機をより深く理解し楽しめる…はず!!

「まさかパチンコになるわけない」という噂が実際発表されるまで止まらなかった話題性抜群にして導入後も超高稼働だった伝説のパチンコ台―それが2012年8月に登場した「AKB48」シリーズの初代マシンである「CRぱちんこAKB48」です。

スペックは遊びやすさと爆発力を兼ね備えたライトタイプ。難しいゲーム性はなく、突入率50％のRUSHに突入すれば継続率72％、RUSH中は大当りの半数が15Rという仕様でした。また本機には様々な新機能が搭載されており、それだけでも十分な人気マシンとなる要素となっていました。

そんな本機を語るうえで欠かせないのはやはり多彩すぎる演出群。通常アイドルとのタイアップマシンといえばアツい瞬間や大当りラウンドを中心に実写が出現することが多い中、本機では通常時から実写が出現しまくり。アニメキャラも用意されていたものの、重要なポイントはすべて実写で展開しました。

また当時搭載され始めていたRTC機能もフル活用。1時間に1回ここでしか見られないライブ映像が流れ、1週間に1度新曲が追加されるというファンにはたまらない仕様となっていました。

その他にもAKB48ファンにはたまらない機能を多数搭載。

推しメン選択機能では登場するチームサプライズメンバーから1人を選択。演出の一部がその推しメン仕様に変化しました。また携帯連動サービス「ぱちログ」を活用することで、実機のカスタマイズをより充実させられるというファン心理をがっちり掴んだゲーム性も搭載していました。

そんな初代マシンを経て、その後はシリーズ機が続々登場。その都度、新曲が追加されたりメンバーが変更されたりと、大幅なパワーアップがされていきました。そして現在は「ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver.」他、3シリーズ機がホールで稼働中。次第に導入ホールは減ってしまっているものの、その人気は健在といえます。まだ打ったことがないファンの人はもちろん、苦手意識から打ってない人も、パチンコとしての完成度が高い1台となっているので、ぜひホールで挑戦してみてはいかがでしょうか。