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チワッスあしのです。
パチスロ界に燦然と輝く名機にまつわる思い出を語るこちらのコラム、今回は大都技研の「押忍!番長2」についてです。これは好きな人も多い機種でしょうなぁ。
はいまずはどんな機種かのおさらいから。
思うんですよ。相性だなって。
【「押忍!番長2」はこんな機種】
2011年10月稼働開始の5号機。疑似ボーナスとARTで出玉を増やす仕組みで、5号機の後半にスタンダードとなる「ボーナス非搭載機」の認知度を一気に高めた名機中の名機。既存の5号機と一線を画す作り込みが熱烈に受け、13万台を超える大ヒットとなった。
これですね。うん、グウの音も出ない名機。間違いないです。
が、オレは実は、この「番長」シリーズのことを、ホントに心から憎々しく思ってるんですね。理由は簡単で、美味しい思いをしたことがないから。
初代からしてビックリするくらい負けてますし、あんだけみんな打ってた番長2でも、1000枚以上出したことがないかもしれないモン。3もZEROも、そして4もですけど、まー相性が悪い。
もはやパチスロで「相性」とかいい始めたらいよいよなんですが、そういうのがあると考えなければ説明がつかないくらいボロカスに負けてる。
いや、打ったら面白いんですよ。好きか嫌いかでいうと好きなんです。
でも勝てない。だから憎い。渦巻くように愛憎が混ざり合ってますわ。
ちなみにスピンオフ作品は逆に好調で「鏡」も「操」も余裕で勝ってるんですよ。
特に「操」は無限ARTタイプの5号機のやつも相当勝ってますし、6号機の「アオハル♪」も全然勝ち越してます。
マジで楽しいし勝てる。でも本編の番長はダメ。なんなら「盗忍!剛衛門」や、そして関係ないKPEの「女番長(スケバン)」ですら勝ち越してるというのに、本編の番長シリーズだけマジ無理。
もちろん一通り打ってますし、言ってもそのへんのおじさんよりは触ってると思うんですが、どんだけガチガチに立ち回ってもボコボコに負けるのでそのうち挑戦するのが嫌になっちゃうというのをずっと繰り返してる。
番長2なんかまさにそう。
オレのパチスロ人生のなかで、生涯で1番負けてる機種はなにか挙げよと言われたら、これはもう断言しますけど初代の「押忍!番長」なんですよ。
もとから辛い機械ではあったんですが、それを加味したとしてもやり過ぎなくらいクソ負けしてます。下手しなくても3桁近くはイカれてる気がしますし、それで番長に苦手意識があるところで触るんで、そもそも2は最初っから気持ちで負けてたんですね。
実際最初打った時も、あれは足立区の某店の新装だったんですけど、マジでボーナス10連くらいしたんですよ。ずっと天国にいるわけです。ただずっとREGだし、たまにBIGが来ても全然ARTに入らないんですね。で、めちゃくちゃ当ててるのに負けるわけですよ。
そしてオレは「あ、やっぱりね」って思うんです。「あ~、轟くんはやっぱダメなんだなオレ」って。最初っから気持ちで負けてますからね、妙にそのクソ展開が馴染むんですよね。知ってた知ってた、みたいな感じ。わかりますかね、この虚無な感じ。
で、スッと台移動して「笑ゥせえるすまん」を打ってサクッと2000枚くらい出るわけですね。福造は超優しいんですよ。ちょっと何かあったらドーンってしてくれてメダルもドーンって出てきますし。
そしてオレはその2000枚持って、また番長2に座って当たり前に負けるわけですよ。
マジで番長2が設置されたばっかのころはずっとその繰り返しでしたし、同じような現象は3でも4でも起きてます。
だからもうこれは、思うんですよ。相性だなって。
でもね、怖いことに、これ面白いんですよね。下手の横好きとはよく言ったもんで「負けるだろうな」「嫌だな」と思いながらもつい打っちゃうし、安定して負けてます。
多分今後も番長シリーズが出たらつい打ってついつい負けるのを繰り返すと思いますし、そして全国にオレみたいな「番長こわい勢」が一杯居るからこそ、ホールも番長の新台が出るたびに沢山導入するんだと思います。
逆に言うとそれって「よく出来てる」ってことなんですけどね。でもさ、一回くらい炸裂してよ。たのむからさぁ…。
と、本日は以上。
なんか書いてたら番長4打ちたくなってきたんでホール行ってきます。あんまり負けませんように。