はじめに
虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第40回。
古くからのパチンコパチスロファンならご記憶にあるかと思いますが、昔はパチンコ屋の景品にブランド物っぽい景品とかありましたよね。最近、見なくなった理由としては、2006年に大手ホールが1万円相当で提供した景品が「ホンモノが1万円で買えるわけないだろっ」という流れでバッタ物と判明。等価交換の原則に抵触することから摘発され、営業停止処分に。こんな感じで、見なくなっていきました(笑)。今では、高価な景品は少なく、食品や日用品などが多くなりました。
私のコラムでも取り上げたファン感謝デー(→リンク)では、テレビや掃除機等の高額のものがあるのに、なぜ景品では置いていないのか、疑問に感じた読者の方々もいるかと思います。
今回は、ホールの扱う景品についてお話していこうと思います。
ホールが提供できる景品の種類
①総付け景品…主にティッシュやお菓子、飲料など。
②ポイント景品…(→リンク)
③ファン感謝デーの当選景品…(→リンク)
④一般景品…出玉でとれる景品
⑤特殊景品…たまたま近くにある古物商が買い取ってくれる魔法の景品(笑)
今回は、④と⑤について解説していきます。
ホールの景品の価格上限
それでは、本題のホールに高額な景品がない理由について解説していきましょう。根拠となるのは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」の第三十六条に「賞品の価格の最高限度に関する基準は、九千六百円に当該金額消費税等相当額を加えた金額を超えないこととする」という文言が記されています。これにより、景品の上限額は税抜きで9,600円までと決められているのです。
ここでこの条文には「景品」ではなく「賞品」と書かれていることにお気づきになった方はかなり鋭いです! 一般的に、総じて「景品」と呼ばれていますが、パチンコ・パチスロは法律上「遊技」とされているため、技を駆使して獲得したものなので「賞品」と呼びます。一方、「景品」は運で獲得したものを指すのです。つまり、ファン感謝デーで当選するのは「景品」となるため、9,600円以上でも問題ないのです。
なぜ、9,600円!?
さて、9,600円という中途半端な数字の理由についても説明していきましょう。これは、かつてのMAXラウンド16R時の最大出玉が2400発だったためと言われています。等価なら、きっちり9,600円になりますよね。
ちなみに、年配の読者の方々ならご存知でしょうが、昔の上限は1万円と定められていました。
まとめ
以上のように、一般景品には金額の上限があるので、高額商品や特殊景品でも1万円というものが存在しないのです。ただし、単体での価格が9,600円以下ということであり、これを何個でも取ることはできるため、特殊景品での三店方式は可能となるわけです。
虚心的には、風営法でキャバ嬢に貢げる額にも上限作って欲しいものですね(笑)。
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