チワッスあしのです。

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわるさまざまな疑問をちぎっては投げるこちらの企画、今回のネタは「じゃあ聞くけど、昔の4号機とか5号機がそのままホールで復活したら打つのかよ？」というもの。

これはよく議論されるトピックのひとつですな。ネタの亜種には「昔の機種をスペックそのままで一個だけ現代のホールに蘇らせるなら？」というのがあって、これは5号機の中期や6号機の序盤には5ちゃんねるのスレタイとかでもよく目にしたもんです。

ちなみにまあまあどうでもいいですけど、それでいうと筆者が今の世に蘇らせたい機種はアリストクラートの「爆裂王」です。

理由は色々あるんですけど、あの機種はタイトルからドット演出から攻略ネタまで含めてあらゆる意味でものすごく雑な感じであり、いい味で当時の世相を反映してるように思うから。

もちろん攻略ネタとかは封印してもいいんですけど、ある程度そのままで現世に復活したら若いスロッターはどう反応するのかなぁと興味はあります。

まあオレは打ちませんけどね。

で、今回のネタである「じゃあ聞くけど、昔の4号機とか5号機がそのままホールで復活したら打つのかよ？」ですけども、「爆裂王」はおいといても、どうでしょうね、これ。

ホントに機種によってはまあ、打ちたいかもしれんな、くらいの感じでしょうか。

しかも懐かしいから打ちたいとかそういうノスタルジーを含めず、純粋に機種としての面白さとか性能で「打ちたい」と思う機種に限ると、かなり少なくなると思います。

理由は色々あるんですけど、やっぱ当時の台は色んな意味で不親切でしたし、みんなが言うほど面白くはなかったんですね。

あらゆる不備を「出玉性能」というシロップと一緒に無理やり飲み込んでた感はいなめず、ただ漫然と打つには今の世のホスピタリティに溢れたスロと比べるとかなりキツいと言わざるを得ない。

もちろん人によっていろんな意見はあると思いますけども、つい先日もスロゲーセンで「爆釣」を打って「あら、こんな地味な台だったっけ」ってビックリしましたもんね。

当時はもう液晶はデカいわおっぱいは揺れるわリールはビッカビッカだわ音楽は良いわで最強の台だと思ってたんですけど、今やると全然動きはないし音もショボい。

ただ寂しい川っぺりでツンツン頭のガキ（アシノくんっていうんだぜ）が糸を垂らしてるだけの光景が延々と映し出されるのみという、なんか一種の侘しささえ感じるものでした。

肝心の出玉性能もスマスロと比べるとマジでそうでもなく、青春の思い出と共に色々美化されてた分「あら、こんなもんだっけ」くらいの感じでズッコケそうになったもんです。

そう、実は当時の機種にぶっかかっていたシロップである「出玉性能」というのは、実は今のスマスロはもちろん、は5号機の中期から後期くらいの機種でさえある意味では超えちゃってたりするんですね。

いやいやそんなこたぁねえだろう4号機ナメすぎ、と思う方もいると思うんですけど、そっちこそそんなこたァないです。4号機を美化しすぎです。

たしかに4号機は5万枚でる機種とかもありました。「アラジンA」とかね。あと「コンチXXXX」とかね。「ミリオンゴッド」はいうに及ばず「神輿」とか「極」とかね。たしかにありました。

が、そういうイレギュラーなケースを除いた、現実的な「クソ設定での万枚突破率」でいうと実は最近になるまで5号機の「アナザーゴッドハーデス」が歴代一位だった（ハズ）なんですね。

とにかく、たしかに4号機の設定6ってのは150％オーバーの機種も存在したりとかなりイケイケでしたが、そこに引っ張られて全体の出率が高かったとかアホでも勝てたとか、そういうデマはね、あんまり良くないです。

もしそうだったら当時のパチ屋はあんなに儲かってませんよ。

なので出玉性能に期待して復活させると「あれ？」ってなるのは見えてるので、もし当時の台を今の世に蘇らせるとするなら、やっぱゲーム性とかを目的にするべきなんですよね。

そしてそっちの方向でマジで真剣に考えると、意外と何もないんですよ。

ギリギリで「ダブルチャレンジ」とか「フィーバーゴースト」みたいな、のるかそるかのギャンブル台はつい打っちゃいそうですけど、当時あれだけ好きだった「サラリーマン金太郎」とか「アラジンA」とかは多分打たないですもんね。

あ、もちろん「大花火」とか「ガメラ」とかは当たり前に打ちますけど、それはずるいので除外ッス。

はい、というわけで今回のネタである「じゃあ聞くけど、昔の4号機とか5号機がそのままホールで復活したら打つのかよ？」に対応する答え。ドン！

いや～、そこまで打たないんじゃないかなぁ？　です。

以上、あくまでも個人の感想！