パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』！

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出！

今回お伝えする珍事は…ST機で何が何でも当てたい一心のこじらせ系パチンカーについて。

多分、その人なりの過度な思い込みが習慣化してしまったと思われる事例だ。数年前から5～6回の大当りをST消化させるだけで2～3時間かけるお客さんがいるのだ。

これについて推察してみたのだが、

①どうやら他のお客さんがある程度投資するのを待って、自分に分配してもらおうという意味不明なこじらせ

②何が何でも継続させたいが故に色々試行錯誤して、その人なりの成功経験が頭にこびりついたこじらせ

③そしてそこから抜け出せなくなったというこじらせ

などが挙げられる……。

ただこのお客さん、1種2種混合機を打っているのはお見かけしたことがない。果たして個人の楽しみ方でお金を投資して当てた以上、どこまでルールに反するのか……? 稼働状況が良い時にそのお客さんの台だけ明らかに総回転が低いのよね。ホール的にどうなんだろうか?

これを他の業種に例えると、マクドナルドでホットコーヒー1杯で5時間くらい居座るお客さんとなんら変わらない……。今の暗い世の中、そういう居場所があっても否定はしないけど…。

ST機は追い込まれる心理からか、継続させたい一心で変人を生み出すのだとつくづく思った。もはやデモ画面出しなどの類のオカルトさんが可愛く思えてくる。だとしても、ロングSTでもないのに5連で2～3時間消化はどうかしちゃってるぜ。

結局何が言いたいかって、そんなアホみたいな事しない俺にも当たり乱数くれやってコト。(笑) そんな俺も他人から見たら変人なんだろうな～……。