
はじめに
虚心坦懐のGoing Underground、第108回。
以前、私のコラムで紹介したパチスロのモーニング(→リンク)。実は、パチンコでも存在しました。
しかも、こちらはお店が仕込まなくても、正規の基盤なのに電源を入れるだけでモーニングの恩恵が勝手に生まれてしまう、神がかった代物だったのです。
パチンコのモーニングとは!?
パチスロのモーニングの場合は、朝イチ、大当りのフラグが成立した状態で開店するというサービスでした。しかし、パチンコのモーニングは、内部のモードが天国モードスタートする、というような優遇のあるものでした。
これだけだと、今のスマスロ「北斗の拳」みたいに、やたらケンシロウが振り向くだけで当たらないことも多いのでは!? と思う方もいるでしょうが、当時のパチンコ(特にアレパチ)の天国モードでの大当り確率は1/6~1/8と言う具合に、非常に当たりやすかったのです。
モーニング機能のあった人気機種
アレジン(藤商事/1992年)

電源ON時の1/8で天国モードへ移行し、1/8で大当り。期待出玉は6000個ほどであった。
エキサイト(藤商事/1992年)

電源ON時の1/4で天国モードへ移行し、1/6で大当り。期待出玉は6000個ほどであった。
綱取物語(平和/1993年)

電源ON時の図柄「十両・金星・小結」画面が表示された状態なら通常モード(1/247)となるため、地獄モードを回避することができた。
ダイナマイト(大一/1992年)

こちらは、前述の「アレジン」と双璧を成す人気機種であったため、朝イチからの集客のため、店側がデジタルを回転させ「3」の小当り終了後の状態にして、モーニングを仕込むホールも多く見られた。虚心の最寄りのホールは、裏モノだったため、「3」など経由せずに、朝イチ「7」で当たりやすかった(笑)。
まとめ
以上のように、平成初期にはパチンコにも「モーニング」があり、早起きは三文の得どころか6千発もお得だったのです(笑)。そのため、朝の入場は今のような感じではなく、北斗の拳の世紀末を彷彿させるような状況でありました。おかげで、リアルパトランプとか見られるほど活気はあったけど…(汗)。
2年程前に登場した「Pアレジンプレミアム(藤商事)」はしっかりモーニング機能まで再現していましたが、ヒットには至りませんでした。本機は、朝イチ打つ必要がなく判別されてしまう欠点が痛かったですね。
とりあえず、見た目ではわからなく、朝、数十回転回さないと…的な感じにしないと、朝イチ全台が埋まるような当時の活気は戻らないハズ、と虚心は考えます。
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