<FREE's archives #184>
当連載<FREE's archives>では、過去に掲載された『パチマガスロマガFREE』の記事の中から、特に内容の濃かった&反響の大きかった記事を改めてご紹介します。
チワッスあしのです。
パチンコとかパチスロとかに纏わるモヤっとする周辺事情について考察し、スカッとした答えを出すこちら「それはきっとこういう事情」。
今回のネタは「朝並びの時にやたらイキるやつなんなん?」でいきましょう。
これは珍しく俺が考えたネタですが、「これでどうすか」とラインでネタを送った際に担当の編集さまから「そんなヤツいるんですか?(笑)」という返信が来ました。
あ、あれ? いない?(笑)
俺の行く店はだいたい朝からめちゃくちゃウザいのがいるんですけども、店によってその辺の温度差があるのかな。
あるいは「イキる」の定義が違ったりするのかもしれん。
なので俺がいう「朝並びでイキってんな」と思うヤツの定義なんですけど、これはまず「声がデカい」というのと「首をクイクイしとる」というのと、あとは「灰皿無い所でタバコすっとる」という三点すかね。
あとはもう単純に「やたら威圧的」というのがあって、ちょっと肩がぶつかったりとかするだけで狂ったようにアクティブに絡んでくるヤツとかも極稀にいます。
あーそれから店員さんに対してイキるオヤジもまあまあいますな。
先日は都内の某店で、朝の仕切りがちょっとグダッて入店が30秒くらい遅れただけで店員さんに食ってかかってた97.5%くらいの確率で無職のオッサンがいましたし、やっぱ朝並びというのは無駄にイキる人が多いような気がします。
というわけで「朝並びにはイキってるヤツがいる」という前提で進めますが、これが何故かというのはもう簡単なんすよ。
パチンコとかパチスロに限った話じゃなくて、朝からちゃんとオープンするお店で接客業やってたことある人は結構知ってると思うんですが、実例を挙げて考えてみましょうか。
アドレナリンに素直な人々
なんかあったとき人(特に男)の副腎からは戦いに備えて「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
これが分泌されると交感神経が優位になって興奮し体がよく動くようになったり痛みを感じにくくなったりといった、いわゆる「臨戦状態」になるわけですね。
一般的にアドレナリンは精神には作用しないと言われてますが、アドレナリンによって起きる心拍数や体温の上昇など身体的な変化は当然、精神にも間接的に影響を与えます。なので好戦的になったりイキったりとかもあるでしょう。
んでそのアドレナリンがどういう時に出るか、これは脳にある視床下部というところが刺激されると出るんですけども、これは危険を察知したりといった情動刺激のほか、もうちょい物理的な刺激でも分泌されることがある模様です。
んで「視床下部」というのは読んで字のごとく目の奥にあるんですけども、太陽の光でも刺激を受けるんですね。
よく朝から太陽の光を浴びると幸せホルモンであるセロトニンが出るから抗うつにいいよ! とかそういう本があるんですけども、視床下部はそれだけじゃなくて戦いのホルモンも司ってるわけで、何がいいたいかというと、ひとは太陽の光を浴びると興奮するわけです。
んで確か前回あたりのこのコラムでも書きましたが、生き物は与えられた刺激に対して徐々に慣れていく「馴化」という性質を持ってまして、アドレナリンについてもそうなんですよね。
つまり夜型生活のニートがたまに朝日を浴びるとアドレナリンが過剰分泌してイキりはじめるのです。
そう、並び慣れてる人とかはそうでもないんです。
日常的に朝日を浴びてるから大丈夫なんですけど、朝日を滅多に浴びない人が頑張って並ぶと興奮しちゃって首をクイクイやり始め、貧乏ゆすりしながらタバコを吹かすわけですよ。
これです。
これは俺が勝手にそういう風に思ってるだけではありますが、確度はまあまあ高いと思っており、朝から並びで文句つけたり喧嘩したりしてる人にアンケートとって、そのなかでの徹夜明けのニートの構成比率を出したらおそらく90%オーバーとかになるんじゃないでしょうか。
なんにせよ、今回のネタ「朝並びの時にやたらイキるやつなんなん」に対応する答えはこれです。
はいドン!
「朝日に興奮してるから」
以上ッス! また来週!
ちなみに俺も滅多に朝日浴びないのでたまに並ぶと変なテンションなります! ウイッス!
パチスロの最新機種攻略情報は「パチマガスロマガモバイル」で!