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【オール設定バトル】vsクレアの秘宝伝・タイラ×設定6

【オール設定バトル】vsクレアの秘宝伝・タイラ×設定6

自分にとって、『秘宝伝』は人生に最も大きな影響を与えた1台である。

と言うのも、パチンコ屋に初めて足を踏み入れ、初めて座り遊技したのが、ズバリそれだったのだ。つまり、『秘宝伝』という機種がなければ、今ここでパチスロライターとして原稿を書くこともなかったかもしれないし、あの時のビギナーズラック的な勝利がなければ、そもそもパチスロに今ほどどっぷりハマることもなかったかもしれない。

まあ、人によっては「秘宝伝の“せいで”…」なんて言う人もいるだろうが、少なくとも自分としては「秘宝伝の“おかげで”…」と思っている。そんな機種が、いわゆるスピンオフである『クレアの秘宝伝』だけでも、すでに4作目になるというのだから嬉しいことだ。

 

さて、どうでもいい身の上話はこの辺にしておいて、実戦に話を移そう。

すでに発表されていると思うので先に言ってしまうが、自分が担当した台の設定は⑥。そして結果から言えば、ノーマルタイプの高設定らしく非常に安定した挙動で快勝だった。設定⑥のPAYOUTは108.6%~110.0%。このような表記になってはいるが、技術介入要素はさほど高くなく、ボーナス中は逆押し適当打ちを一度すればOKだし、強いて挙げるならボーナス察知をいかに早くするかくらい。現状、自分が実行したボーナス察知手順だとビタ押しが必要だが、それでも最大スペックを引き出すのは難しくはないと思う。

なお、自分が行っていた手順は以下の通り。菊丸さんと共に検討したものだ。当然これが本当にベストではない可能性もあるし、他にも色んな手順があると思うので、導入後はそれぞれ色んな方法を模索していただけると幸い。それもノーマルタイプの醍醐味だと思う。

●中リール・ピラミッド絵柄を下段にビタ押し

①中リール・中段に赤7停止
→同色BIG確定!

残りに赤7を狙い、揃わなければ次ゲームで黄同色BIG狙い。

②上段に赤7停止
→赤異色BIGの可能性アリ

左リールに赤7を狙い、テンパイしたら右リールに黄7を狙い赤異色BIG入賞。なお、スイカが揃った場合は次ゲームも同様の手順やり直し。

③上記以外
→小役が揃った場合は同様の手順やり直し。小役が揃わなかった場合は、黄異色BIGもしくはREG狙い(右リールが赤7・ベル・BARの並びなため、同時に狙える)

この手順であれば、最短2Gで全てのボーナス察知が可能。とはいえ、ビタ押しが必要だし、初手をミスってしまうとスムーズなボーナス察知が難しくなってしまうので、現状では「菊丸&タイラ暫定版」と言ったところだ。

ちなみに、本機は歴代シリーズ同様に演出も賑やかで非常に見応えがあるものばかり。というわけで、ぶっちゃけ自分の実戦でも演出を見たいあまりボーナス入賞を遅らせた場面も何度かあった。その点ではスペックを最大限活かせてはいない……。が、それも本機の魅力ゆえ、ということでお許し願いたい(苦笑)。

速攻でボーナス&RT連打!

まだベルすら揃っていない5Gにて、チャンス目との同時成立でBIG。隣の菊丸さんなんて、まだ席にも着いていないのに…。そして、その後も畳み掛けるように4G、88G……とボーナスが続く。そこにRTも絡み、早くも設定⑥のポテンシャルを見せつけてくれた。

これが最大ハマリ

結果を言ってしまうが、この日最大のハマリはボーナス間283G。もちろん、その間RTには突入しているわけで、全く苦にはならない。ボーナスのメイン契機はチャンス目だが、そのチャンス目が種無しであっても、そこから30GのRTに期待できるというのは、やはり嬉しいポイントだ。

REGのミニゲーム

REG中はパネルを開けるミニゲームに挑戦できる。難易度が選択できるが、自分は「激ムズ」に挑戦し続けた。何故なら、難易度が高い方がより過激な報酬が貰えると相場が決まっているからだ。

そして、激ムズを成功した画像がコチラ!

…まず、これを成功させたいがあまり、毎度REGの消化に1分以上かけたことをお詫びしたい。さらに衝撃的な事実として、どうやら難易度に関係なく、出現する数種類の画像は同じらしいのだ。過激なエ〇画像に期待して、設定⑥のREG消化にアホほど時間をかけた自分を殴りたい…。

一応、デモ画面に難易度別のタイムが残るので、名を刻みたい方は挑戦するといいかもしれない。

大きくハマることなくフィニッシュ

結果、ド安定の展開で満足なまま実戦終了。設定⑥は約1/120という高めなボーナス確率なので、当然といえば当然の展開なのかもしれないが、それ以上に今作の注目すべき点は通常時からRTに入る可能性がある点。そして、それがループする可能性があるということ。そりゃ安定するだろうよ、と打たずともイメージ出来るんじゃなかろうか。

最終的な数値まとめ

総ゲーム数 3758G

仮想投資 1000円
獲得枚数 2253枚
仮想収支(50枚貸・等価交換) +44000円

ボーナス出現率

BIG出現率
 1/157(24回)
├黄黄黄 1/470(8回)
├赤赤赤 1/940(4回)
├黄黄赤 1/626(6回)
└赤赤黄 1/626(6回)

REG出現率 1/268(14回)

小役確率

ベル
 1/6.55(574回)
チェリー 1/70.91(53回)
スイカ 1/56.94(66回)
チャンス目 1/42.37(54回)
※チャンス目のみ通常時のゲーム数で算出

RT中のハズレ出現率 1/3.96(243回)

同時成立期待度

ベル 0.17%(1回)
チェリー 9.43%(5回)
スイカ 出現せず
チャンス目 46.30%(25回)
※チャンス目のみ通常時に成立したもののみで算出

RT終了時のスタンプ

クレア(青)「まだ~」 42.86%(6回)
クレア(青)「いける~」 57.14%(8回)

 

まさにノーマルタイプの理想的なグラフを描くことに成功。ホールでこんな展開を味わえたなら気持ちいいに決まっているが、高設定に座れさえすれば当たり前に実現できそうなポテンシャルを実際に感じることができた。加えて、この機種自体の人気が出そうなポテンシャルも十分感じたし、結果的に多くのホールで主力として高設定も使われるような状況になれば面白いな…と思う。

最後に、本機は様々なカスタムが用意されているが、自分が中でも気に入ったのは「HEY!鏡」の演出カスタム。お馴染みカカカカモーンの気持ち良さももちろんだが、レバーONでいきなり発生するバブルーレットがそこそこ期待できるし絶妙だ。


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