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チワッスあしのです。
パチスロ界に燦然と輝く名機たちについて思いを馳せるこちらの企画、今回はアルゼの「大花火」について。アルゼというのは今のユニバーサルのことです。
まずは機種概要からドン。
ここぞ!でやらかすアシストハズシ
【大花火はこんな機種】
1999年登場。「花火」の後継機であり、「ビーマックス」に続く大量獲得技術介入機の完成形。
史上初めて最大711枚獲得可能なBIGを搭載したことで知られるが、難易度の異なる2つのリプレイハズシ手順を実装したのもこの機種が初。
アルゼ人気作の法則を取り入れたリーチ目法則なども好評を博し、史上2機種目となる出荷20万台オーバーの大ヒットとなった(初突破は山佐の「ニューパルサー」)。
「大花火」といえばやっぱりビッグ中の「ビタハズシ」が印象的です。
人によっては当時からビタビタとハズシまくっておったことだと思いますが、筆者は当時はまだパチスロを打ち始めたばっかであり安定してビタなんか出来なかったんで、恥ずかしながらほぼアシストで消化してました。
知らん人のために解説しとくと、「リプレイハズシ」というのはジャックインの時にそれを強制的にハズして小役ゲームを延命するという技術介入。
4号機時代のビッグは小役ゲーム中に規定回数(基本は3回)ジャックインすると終了するという「期待値方式」だったんで、最後のジャックインをギリギリまで引き伸ばしたほうがお得だったんですね。
ジャックイン図柄は概ねリプレイだったのでわかりやすく「リプレイハズシ」という名前になってますが、より正確にはジャックハズシですね。
で、大花火の場合はそのやり方が2つあって、1つ目が逆押し後にリプレイのテンパイラインにHANABI図柄をビタ押しでハズすやり方。これがいわゆる「ビタハズシ」で、成功すると100%外せました。上手い人はこっちですね。
んでもうひとつが逆押し後に3連ドンちゃん付近をアバウト狙いするやりかた。こっちは75%でハズシが成功扱いになります。制御でリプレイを蹴ってくれるので、「アシストハズシ」と呼ばれます。
アシストはすっごい簡単だったんですが、ここぞという時に限ってやたら25%を引いてしまうというマーフィーの法則的なアレがあり、「これほんとに75%かよ!」と思ってた人もおられるかもしれません。そう、筆者みたいにね。
なんにせよ、この「アシスト」があるお陰で当時のオレみたいな下手クソでも、この機種の出玉力をほぼ最大限に味わうことが出来たのは事実であり、これがあったからこそ打ってた、と言う人だって当時は多分沢山いました。
が、隣で女性が打ってる時とかにアシストでやっちゃうと何か知りませんが無性に恥ずかしくなるという負の側面(?)もあり。
そういう時は慣れないビタでチャレンジする姿勢は見せるんですけども、やっぱ普段やってないんで普通にミスるわけで。
「あれ? おっかしいな。普段は余裕なんだけどな」みたいな感じで首を傾げ、たまたまミスったふりをしつつ、カッコつけて手首をクイクイさせながら打ってたもんであります。
だれも気にしてないのにね。
ちなみに後年は流石にビタで消化するようになりましたが、成功率は多分80%くらい。
なのでアシスト使うのとあんまり変わんなかったんですけど、不思議と収支は安定しました。
やっぱアシストハズシの成功率は75%もなかったか、残りの小役ゲーム数が多い時ほど25%を引きやすくなってたんじゃないかな? と、未だにオレは疑っています(笑)
以上、今週はここまで!